PT Ixalan

2017年12月31日 Magic: The Gathering
お久しぶりです。
すっかり年末ですが、とくに一年の振り返りをするとかではなく、いまさらPTイクサランの振り返りです。
需要とか関係なく更新したくなった時に更新できるのが個人ブログのいいところですね。
プロの方々は求められた時に記事書かなくちゃいけなくてほんとに大変だと思います。

7月末にMOPTQ抜けたところから、特にモチベーションもなくだらだら過ごしてました。
一応いくつかプレミアイベントに出てはいたのですが、結果は以下の通り。

8/5 MOCS Playoff Standard 0-2ドロップ。
8/12 RAGE 0-2ドロップ。
8/28 MOCS Monthly Modern 2-3ドロップ。
9/11 MOPTQ Modern 6-2-1。

やる気もないのに勝てるわけないですね。
ここら辺に関して語ることは特にないので、以下PTイクサランの振り返り。

まず前提として、今回のプロツアーはイクサラン発売から5週間あるという今までにないスケジュールだったため、練習期間がたっぷりありました。

・リミテッドの練習について

普段リミテッドを全くやらず、たまにキューブで遊ぶ程度ですが、やらなければいけないということで練習することに。

リミテッドで勝つには「基礎力」と「環境理解度」の両方が必要ですが、当然リミテッドの基礎力といったものはほぼないので、なんとか「環境理解度」だけでも高めようととりあえず数をこなすことに。

「基礎力」もすぐにはつかないことは承知しながも、ウラセくんやテドリくんにプレイ見てもらいながら練習。

結局PTまでにMOリーグで60ドラフトして3-0が13回という成績で負け越したくないなぁぐらいの気持ちで本番へ。

結果は以下の通り。

1st Draft

Round 1 UR ◯×◯
Round 2 WB ×◯◯ Lukas Blohon
Round 3 WB ×◯× Alexander Hayne

2nd Draft

Round 9 BW ××
Round 10 UB ×◯×
Round 11 RB ◯××

2-4。

結局のところ本番まで5週間あると参加者の環境理解度に差がそれほどつかなくなるのが敗因でした。
環境が成熟したうえで裏をかく(安いカードを集める、流行りのアーキタイプに有利なアーキタイプを狙う)という戦略もあると言う人もいますが、自分だけが思いついて他の人が思いつかない戦略を期待するのは現実的ではないと思ってます。
結局基礎力をあげるしかなくて、それには日々精進あるのみ。
人並み以上才能がない人間が勝つには練習し続けるしかないのは自明でした。

・スタンダードの練習について

環境はローテ落ちの直後ということでカードプールが一番狭い状態。
幸いなことに、発売から以下の日程で毎週MOでスタンダードのイベントがあったので、そこに合わせて練習をしていくことに。

10/1 MOPTQ Standard
10/8 MOPTQ Standard
10/15 MOPTQ Standard
10/22 MOCS Monthly
10/29 MOPTQ Standard

・フルスポ〜9/25週

まずフルスポから発売まで一人回しのみで良さそうだったのが赤黒機体。
赤単はティムールに勝てず、キランハゾレトがティムールに強くコントロールには絶対的に有利という想定でしたが、結果はティムールの慮外の押収がキツすぎて解体。

次に目をつけたのが、新カード盛りだくさんの恐竜。マナクリからの重いカード叩きつけはシンプルに強く、ロナスがティムールに鬼だったため勝率もそこそこ。ただ、相手の神(ハゾレト、スカラベ、ロナス)とコントロールがきつかったのでカウンターと慮外の押収をタッチしたティムール恐竜にすることに。リーグも5-0でき、いざMOPTQへ。

MOPTQ Standard 10/1

参加人数: 212人
使用デッキ: Temur Dino

一回戦 ティムール果敢 ◯×◯
二回戦 赤単 ×◯×
三回戦 ティムールエネルギー ◯◯
四回戦 青白副陽 ××
五回戦 ティムールエネルギー ◯◯
六回戦 青黒リアニ ◯◯
七回戦 青白副陽 ×◯×
八回戦 青白ギフト ×◯◯

5-3。

赤単と副陽に負けるという当然の結果に。
もともとティムールに強い部分がロナスと灼熱の太陽の化身だけだったこともあり、グローリーブリンガーにも慮外の押収にも弱く解体。

・10/2週

発売翌週からは、やはり前環境から失ったものが少ないティムールと赤単が強いということが周知され、前環境からの経験値があった赤単を回すことに。
リーグの勝率は好調で、世界選手権のリストも出てフェロキドンを追加するなどしてMOPTQへ。

MOPTQ Standard 10/8

参加人数 282人
使用デッキ: 赤単

一回戦 青白副陽 ××
二回戦 ティムールエネルギー ×◯×
三回戦 青黒コン ◯◯
四回戦 青白副陽 ◯×◯
五回戦 赤単 ××

2-3ドロップ。

負けたゲームの内容も自分で気づける範囲でミスはなく、ただ引きが悪かったかなぁという印象で流してしまいました。
いま思えば、リーグの相手はミスってくれますが、MOPTQの相手は当然ミスってくれないので、ただ雑魚狩りをしていただけだった気がします。

・10/9週

MOPTQでトークンデッキが上位にいたことで、MO上でトークンデッキが爆発的に流行った週。
赤単ばかり回していても得るものが少ないということで、トークンデッキの細部を弄りながら回してみることに。
結果は5連続3-2からの2-3でデッキが弱いという結論に。
その後赤単を回したらあっさり5-0し、結局この週も赤単でいくことに。

MOPTQ Standard 10/15

参加人数 263人
使用デッキ: 赤単

一回戦 エスパーギフト ◯×◯
二回戦 アブサントークン ×◯×
三回戦 アブザントークン ◯◯
四回戦 アブザントークン ×◯×
五回戦 アブザントークン ××

トークンデッキを諦めた理由は、赤単のサイド後フェロキドン4チャンドラ4グローリー4が無理だったからなので、当然全部4いれていった上でのこの結果にはマジでブチ切れてました。

・10/16週

引き続き新しいデッキを触っていくということで、新しく出てきたハゾレトデッキである黒単t赤を回す。色々と試してみるもうまい形は見つからず。唯一マシそうに感じた赤をメインとした赤黒アグロでMOCSへ。

MOCS Monthly 10/22

参加人数 356人
使用デッキ: 赤黒アグロ

一回戦 ティムール ◯××
二回戦 忘れた ×◯◯
三回戦 エスパーギフト ◯◯
四回戦 ティムール ××
五回戦 赤単 ◯××

サクッと負け。
一番課題に感じたのは、マナベースの弱さ故の色事故もタップインもきつく、砂漠を採用しにくいのでフラッドに弱いことでした。
赤単の砂漠の強さを再認識しました。

・10/23週

MOCSで勝っていた黒単機体などを回すもよくて3-2で感触は良くなし。PTまで時間もなくなってきたので、赤単に絞って回すことに。メインフェロキドンなどを試すも、結局オーソドックスな形が一番リーグでの勝率がよく、とりあえずこれで行こうと思える形ができたのでMOPTQ。

MOPTQ Standard 10/29

参加人数: 240人
使用デッキ: 赤単

一回戦 赤黒 ◯◯
二回戦 マルドゥ機体 ××
三回戦 白黒トークン ◯◯
四回戦 ティムールエネルギー ◯×◯
五回戦 赤単 ×◯◯
六回戦 スゥルタイエネルギー ◯◯
七回戦 ティムールエネルギー ◯×◯
八回戦 ティムールエネルギー ◯××
九回戦 青黒コン ◯×◯

結果は7-2で、感触としては悪くなし。
結局この時のリストから、PTではティムールがもっと多いだろうという予想のもと、Harsh Mentorだけサイドに追加して本番へ。

スタンダードラウンドの結果は以下の通り。

Day 1

Round 4 Temur Energy Ben Rubin ◯×◯
Round 5 UW Gift ◯◯
Round 6 4C Energy ×◯×
Round 7 Mono Red ××
Round 8 Temur Energy Andrea Menguchi ◯××

Day 2

Round 12 UW Gift ×◯×

2-4で、ドラフトラウンドとあわせて4-8でドロップ。

敗因は明確で、赤単を使う上で自分が優位に立てる戦略が用意できなかったことです。
ティムールと赤単どちらかを選択するというのは間違いなく正解だったけど、そのまま普通の赤単を持っていったらティムールに微不利、同系に五分である以上勝ち越せる理由が何もなかったです。
リーグやMOPTQみたいな、自分より下手か同等のレベルのフィールドならプレイで優位に立てるので勝てても、自分より格上が集まるPTで策もなく勝とうとするのが愚かでした。
ここで自分が取るべきだった策は二つあって、

・もっと早くデッキ選択を赤単に絞って、ティムールと同系との練習を積んで習熟をあげる(プレイやプランで優位に立つ)
・ティムールと赤単しかいないというメタを読んで、構築をもっと寄せる(構築で優位に立つ)

前者を成し遂げたのが現状スタンリーグで赤単を使い続けもっとも勝っているMulldrifterで、後者を成し遂げたのがPT翌週に好成績をのこしたDesert Redでした。

勝つには勝つなりの、負けるには負けるだけの理由があります。

次PTの権利をとれるのは何年後になるのか分かりませんが、今回の学びと経験は活かしていきたいと思います。

最後に、今後の予定ですが、とりあえずシャドウバースの1億に射幸心を簡単に煽られたので、2月頭のRAGEに向けてシャドバをやります。
その後は3月のGP京都にスタン担当として出ることが決まっているので、そこに向けて練習していきたいと思います。

以上、長くなりましたが、なんとか年内に更新できました。

来年もよろしくお願いします。

おわり。
ご無沙汰しております。
気づけばちょうど1年ぶりの更新となります。
今思うと、慣れない土地で慣れない一人暮らしをし慣れない仕事をはじめ、相当余裕がなかったのでしょう。
そろそろ生活も落ち着き余裕も出てきたころで、めでたいこともあったので更新を再開しようと思います。

さて、この1年間ですが、中断した期間やシャドウバースに浮気した期間もありながらも、MtGは細々と続けてきました。
詳しくは書きませんが、記念と記録のためにメモ帳に残っている限りザックリと略歴を書きます。先に言っておきますが、かなり長くなりますのでご容赦を。

GP広州(モダン) 2016/8/27~28
参加人数:946人
使用デッキ:マーフォーク
Day1:7-2
Day2:3-3
10-5。
デッキは海の要求4枚入りのマーフォーク。
いまではHareruya Hopesとして活躍しているウラセくんと一緒にがっつり調整したもので、ウラセくんはMOCS Playoffで勝ったけど、2週間後に同じリストで勝てるわけもなく。

BMOワタナベユウヤ杯(スタンダード) 2016/10/22~23
参加人数:367人
使用デッキ:赤白機体
7-1-1でTop 8から1没。
メインアグロ、サイド後コントロールといういつものやつ。感触よくてそこそこ勝ててよかったです。

11~12月
仕事の都合で2か月MtG休止。
死ぬほどストレスフルな2か月間で、精神的におかしくなりかけたが、ぎりぎり耐え。

初代フロンティア神決定戦 2017/1/9
参加人数:236人
使用デッキ:マルドゥ機体
0-2ドロップ。
年末ようやくストレスフルな職場から解放された折、MtGオフシーズンで暇だったウラセくんがフロンティア調整メンバーを募集していたので参加。友人のゴシマくんも加え、わいわいデッキを考えた結果、中途半端なアグロを3人で持ち込み惨敗。結果はともかく久しぶりのマジックで楽しかったです。

ファミ通カップ(シャドウバース) 2017/2/4~5
参加人数:387人
使用デッキ:ドロシーウィッチ、コントロールドラゴン
2-2で初日落ち。
初のシャドウバースリアル大会。1月の累計MP80000超えるくらいやりこんで気合い入れて臨んだものの、結果は惨敗。敗因はひよってリノエルフを持ち込まなかったこと。
シャドウバースはオンラインかつサイドボードがないゲームなので、最強デッキの完成がMtGより遥かに早く、シークレットテクで勝つことはほぼ不可能で、強いデッキを素直に使うのが一番だと気づかされました。

GP静岡(スタンダード)2017/3/18~19
参加人数:不明
使用デッキ:マルドゥバリスタ
2-4ドロップ。
半年ぶりのスタンGP。赤白機体を使ってそこそこ勝てていた経験と、サヒーリや霊気池があまりに嫌いなタイプのデッキだったため、機体を使うのは確定。しばらくいろんなカードを試した機体を回すもどれも良い感触はなく、リーグは3-2と2-3を繰り返すばかり。直前でオーウェンのリストを見てこれだと思い、メイン60枚・サイド10枚同じリストで出るも惨敗。
今思うと、こういうミッドレンジは俺の一番苦手とするタイプのデッキで、いつの間にか機体がアグロからミッドレンジ~コントロールよりのデッキになっていたことにも気づけないほど冷静じゃなかったのが失敗だった。
好きなスタンダードで、その週のベストデッキで、過去最低の記録を残してしまったのは相当ショックで、やはり仕事と競技MtGは両立できなんじゃないかと本気で引退を考えました。

BMO、BMI(スタンダード) 2017/5/3~4
参加人数:369(BMO)、61(BMI)人
使用デッキ:赤白トークン
5-3ドロップ(BMO)、1-3ドロップ(BMI)
前回のBMOワタナベユウヤ杯でBMIの権利を得ていたので、ゴールデンウィークに帰省がてら出場。フェリダー禁止により世間の評判は機体一強だったが、機体はトラウマなためパス。機体は横並びを捌けないデッキのため、ハゾレトを4枚採用した横並びデッキで出るも、霊気池の全除去と黒緑の肉を超えられず惨敗。
このころは負けすぎてかなり精神的にきていて、学生のころぐらいやり込めない現状では競技MtGやる意味ないとまで考えるようになってました。
あとBMOの夜、追い打ちをかけるようにテドリの彼女とシノダアキト(主犯)にいじめられました。

RAGE(シャドウバース) 2017/5/13~14
参加人数:2048人
使用デッキ:アグロネクロ、ランプドラゴン
Day1:4-0
Day2:0-2ドロップ
もはやカードゲームへの情熱も薄れはじめ、やる気も大してありませんでしたが、他にやることもなく抽選も通っていたので出場。
前回の反省を活かしトップメタをそのまま持ち込み初日は快勝。二日目は特にいいところなく敗退。
やる気もなく適当なコピー持ち込んでみたけど、終わってみると構築変えたいところ結構あって、そういうこと考えてしまうあたりカードゲームやめられんなぁと思いました。

GP神戸(モダン) 2017/5/27~28
参加人数:2801人
使用デッキ:青白マーフォーク
Day 1:6-3
Day 2:0-1ドロップ
流行のデスシャドウにRIPとパスが強く、静寂も取れて、トロンには海と儀礼的拒否4枚で理論上最強の青白マーフォーク。リーグに数回もぐり、5-0はできなかったものの何回か4-1できたのでそのまま出場。結果はいいところなくドロップ。
デッキの感触的には7-2から4-2ぐらいの感覚だったので多少がっくりしたものの、もはや負けすぎて感情が無になっていた。
ちなみにウラセくんにも青白マーフォークを強く勧めたものの、おニューのアブザンカンパニーに夢中で相手にしてくれませんでした。

MOCS Monthly, MOPTQ(スタンダード) 2017/6/2~3
参加人数:112(MOCS)、79(MOPTQ)人
使用デッキ:黒単ゾンビ
MOCS:6-2(Playoff権利獲得)
MOPTQ:2-4ドロップ
GP神戸の翌週でしたが、ウラセくんがマニラにスタンしに行くということと、週末にMOでスタンダードのプレミアイベント2連戦ということで練習。
世間はコントロール霊気池一強という評判だったので、とりあえず趣味ではないが霊気池を触る。メイン池、サイド後池ウラモグ全抜きでグローリー4のティムールエネルギーにスイッチというプランを調整するも、リーグは3-2連打。
息抜きに回していた黒単ゾンビが思いのほか好感触で、なによりアグロが手に馴染んだので決定。
結果は望外のMOCS Playoff権利獲得と翌日のMOPTQ惨敗。
黒単ゾンビは強いけどブレが大きい(特に先手後手)デッキだなと感じました。
なにはともあれ、しばらく負け続けていたので、些細な勝利でもだいぶ精神回復に貢献しました(単純な人間なため)。

PTQ4連戦(スタンダード) 7/15,21,23,29
7/15(MO):マルドゥ機体使用、3-3ドロップ
7/21(MO):赤単使用、1-3ドロップ
7/23(京都):赤単使用、2没
7/29(MO):黒単ゾンビ使用、優勝

7月のMOカレンダーが更新され、GP京都併催のPTQを含め3週間で4回スタンダードのPTQがあることが判明。プロツアー前、日本はリミテGPでスタンシーズンじゃない、MOで先行リリースということで、やりこみに対する期待値は高そうと判断しオールイン。
初週こそ赤単の調整が間に合わずマルドゥ機体で出たものの(抜けたのはマルドゥ機体)、ふたを開けてみたら好みの超アグロ環境。
京都にはかなり自信のある構築の赤単を持ち込めて、実際かなりうまくいったものの最後にティルトからマリガンミスして2没。
自信があっただけに、かなりがっくりきたが、感触はよかったので最終週に備えて赤単を回す。PTを見ているとやはり赤単が圧倒的だったが、このころMOでは同系が増えすぎていて、ハゾレトゲーだとお互いわかっているので勝率も良くなかった。
赤単視点でゾンビがきついことはわかっていたので、ゾンビvs赤単の調整をウラセくんに手伝ってもらい、最終的にPT Top8のメインカリタス3の構築が気に入りジョイン。

結果は最高の優勝。

現環境で誰よりもスタンをやりこんだ自信もあったし、何よりも大好きで得意なアグロ環境だったし、幸運なことにダブマリ以上を一回もしないというラッキーもあって、2年半ぶりにPTの権利をとることができました。

今になって振り返ると、この一年間かなり精神的に余裕がない時期が長かったけど、最近やっと余裕がでてきてPTQ優勝という最高の結果ついてきてくれて、神様は飴と鞭がうまいなぁと改めて感心しました。

最後に、ここ一年で一番精神的な支えになってくれていたのは間違いなくウラセくんだったことを書いておきます。
彼は去年ぐらいからSkypeで俺のくだらないデッキアイデアや愚痴を嫌な顔せず聞いてくれたうえで、理性的な意見を返してくれて、たまに俺が組んだデッキも使ってくれる聖人です。
ウラセくんは俺の何倍も頭が良くて、何分の一しかミスをしないのですぐにまたPTの権利をとるでしょう。
ただ、20台前半の独身男性オタク2人が調整時期だけとはいえ、ほぼ毎日4~5時間Skypeしてるのは客観的に見てかなりアレだと思ってます。
でもこれからもよろしくお願いします。

長くなりましたが、ここまで読んでくれた暇人の方々はありがとうございました。

おわり。
久しぶりのスタンダード。
モダンシーズンなのでBMOしかスタンダードの大きいイベントはないのですが、開催が横浜ということで出ることにしました。

手持ちの緑白トークンは呪文捕らえとかいう害悪のせいで機能停止したので、圧倒的に流行ってるバントカンパニーをメタったデッキを考えることに。

とにかく赤いデッキが使いたかったので、プレ裏スタンで嘘悔いに渡したラッパデッキを、最初からサイド後にした形をいじくり回して以下の構築に。

ケラル砦の修道院長 4
ゴブリンの闇住まい 3
騒乱の歓楽者 4

先駆ける者、ナヒリ 2

焦熱の衝動 4
稲妻の斧 2
引き裂く流弾 1
焙り焼き 1
石の宣告 2
焼夷流 4
癇しゃく 4
極上の炎技 4

山 14
平地 2
戦場の鍛冶場 4
鋭い突端 4
ガイアー岬の療養所 1

引き裂く流弾 1
焙り焼き 1
双雷弾 2
ゴブリンの闇住まい 1
反逆の行動 2
神聖なる月光 3
カラデシュの火、チャンドラ 3
先駆ける者、ナヒリ 1
約束された終末、エムラクール 1

バントカンパニーの全てのクリーチャーを焼き尽くして勝ちます。

参加人数: 400人
使用デッキ: ボロスコントロール

一回戦 バントカンパニー ◯×◯
二回戦 バントカンパニー ××
三回戦 トリコスピリット ◯◯
四回戦 白黒PWコントロール ××
五回戦 青赤ゾンビ ◯◯
六回戦 青赤ウラモグ ◯◯
七回戦 バント人間 ×◯◯
八回戦 青赤ウラモグ ◯◯
九回戦 白単人間 ◯×◯

二回戦のバントカンパニーは一戦目土地11枚引いてる間にタミヨウでめちゃくちゃされて負け。
二戦目は最後歓楽者のドローと合わせて4枚引いて本体火力1枚引けば勝ちの場面で4枚全部土地で負け。

四回戦の白黒PWはこっちにPWに対するプレッシャーがほとんどないので相性最悪で、リリアナに極上の炎技、リリアナ2枚目に極上の炎技2枚目、ニクシリスに焼夷流2枚当てたらギデオンが出てきて、5枚目の土地を引けなったので闇住まいが出せず負けました。

2-2した後は当然ながらオモチャにしか当たらずなんだかんだ7-2できて、お小遣いも貰えて個人的には満足です。

やはりスタンダードは楽しいですね。

おわり。
7月からモダンシーズンということで、ちょこちょこモダンやってました。
モダンは明確に強いデッキ(スタンのバントカンパニーやアブザンアグロなど)が存在せず、一つのデッキやり込みゲーだと思っているので、使い込んでるマーフォーク決め打ちです。

以下戦績まとめ。

GPT広州@はま屋 7/9

参加人数: 10人
使用デッキ: マーフォーク

一回戦 ジャンド ◯×◯
二回戦 グリクシスフェアリー ◯◯
三回戦 青黒トロン ◯××
四回戦 トリコナヒリ ◯×◯
五回戦 トリコキキジキ◯×◯

SF 青単パーミッション ◯◯
Final トス

PWP足りてなくて1byeしかなかったので、最後トスってもらって2bye貰いました。

モダン神挑戦者決定戦 7/10

参加人数: 287人
使用デッキ: マーフォーク

一回戦 マーフォーク ××
二回戦 エルフ ××

エルフが普通にきついことに気づく。

PPTQはま屋

参加人数: 27人
使用デッキ: マーフォーク

一回戦 英知 ◯×◯
二回戦 バーン ◯◯
三回戦 赤緑トロン ◯××
四回戦 アドグレイス ××
五回戦 アブザンカンパニー ◯×◯

3-2。
9位。
なんか7位の人が帰ったらしくて残ってれば滑り込めたらしいですがなんかもうどうでもよかったです。

MOCS Monthly

参加人数: 300人くらい
使用デッキ: マーフォーク

一回戦 感染 ×◯×
二回戦 エスパーLO ×◯◯
三回戦 バーン ◯◯
四回戦 SCZ ××
五回戦 エルフ ×◯×

やはりエルフきついです。

こんなんでGP広州は不安しかないですが、マーフォークでいきます。

おわり。

MOPTQ

2016年6月19日 Magic: The Gathering
毎週MOPTQに出るくらいしかやることないです。

MOPTQ Standard 6/6

参加人数: 114人
使用デッキ: 白単エルドラージ

一回戦 白単人間 ××
二回戦 ジャンド@ziguyan ◯◯
三回戦 白黒エルドラージ ×◯◯
四回戦 青赤ゴーグル@zeuth ◯◯
五回戦 ナヤPW ◯◯
六回戦 バント人間 ××
七回戦 バント人間 ××

4-3。

MOPTQ Standard 6/11

参加人数: 109人
使用デッキ: 緑白トークン

一回戦 緑白トークン ××
二回戦 白黒コントロール ◯×◯
三回戦 青赤ランプ ◯×◯
四回戦 白黒コントロール ××
五回戦 白単人間 ××
六回戦 白黒コントロール ×◯◯
七回戦 バント人間@jsp ◯×◯

4-3。

MOPTQ Modern 6/18

参加人数: 79人
使用デッキ : マーフォーク

一回戦 SCZ ××
二回戦 バーン ◯◯
三回戦 感染 ◯×◯
四回戦 青赤ストーム ◯×◯
五回戦 アブザンカンパニー ◯×◯
六回戦 スケープシフト ◯◯
七回戦 トロン ××

5-2。

勝てる気しません。

おわり。
前編の続きです。

前編を飛ばして後編に来た人のために書くと、PTがあった週末に、前にツイッターで絡んだことのあるZen Takahashiくんから一緒に緑白トークンを調整しようというお誘いがきました。

PT翌日から意見交換を始めましたが、お互い平日は忙しく、なかなか試すことができずとりあえず机上論を積み重ねました。
PT王者デッキらしくこれといって不利なマッチアップは存在せず、話の焦点は主にミラーの海をどう乗り切るかという点に。

とりあえず真っ先に思いついたのが、ラムホルトの平和主義者のメイン採用。同系では森の代言者やギデオンのトークンより大きい3/3というサイズでPWを守り、ドロコマと組み合わされば後手でPWを倒しにいけます。また白単人間やバントカンパニー、ランプにも強いという万能っぷり。
次に思いついたのがグリフの加護。ラムホルトの平和主義者との組み合わせが素晴らしく、ミラーは飛行ゲーになるため優秀に思えました。

あとは石の宣告をメインに増やした方がいいよねとか他のマッチアップの有利不利やサイドボードについて話し合って週末に。
Zen Takahashiくんが週末は友人とがっつりミラーマッチを中心に調整してくると言っていたので、MOをしながら楽しみに待っていました。
ラムホルトとグリフの加護をたくさんメインに入れた形でMOPTQPを5-0し、手応えを感じていたところでZen Takahashiくんから予想外の報告が。

調整の結果、緑白トークンのミラーマッチはほとんどの場合ロングゲームになり、最終的に地上はハンガーバックやトークンで全て止まるのでラムホルトは強くないとのこと。
グリフの加護もドロコマやアヴァシンを構えられると上手く機能しないのであまりいいカードではないとのことでした。
これらに対してミラーマッチで最強のカードはアヴァシンで、アヴァシンを正しくプレイすれば勝つという結論でした。

緑白トークンのミラーマッチは序盤の攻防が重要だと考えていたし、アヴァシンを引く確率は五分五分で、基本的に自分の感覚を信じているので半信半疑でしたが、なんとZen Takahashiくんと一緒に調整した友人が、プラチナプロだらけのMOCSプレイオフで2没した、前回のMOCSプレイオフ優勝者のtwopだったということが判明。

とりあえず各デッキに対するサイドプランを聞いてみると、ミラーマッチのサイドプランが目から鱗でした。
メインからハンガーバックとアヴァシン以外のクリーチャーを全て抜き、サイドから進化の飛躍と除去を増やして、進化の飛躍でハンガーバックとアヴァシンだけを探し続けて勝つというプランで、これなら圧倒的に自分だけアヴァシンにたどり着く確率が高く、確実に有利がつきそうでした。

MOCSで使ってたリストにはスレイベンの検査官が採用されていましたが、役割が特になくサイドアウトされることも多いカードだったので不採用とし、メインから追加の進化の飛躍、荒野の確保を採用しとそれらに伴いフラッドに強くなったので26枚目の土地を採用しました。
GPではコントロールとミラーが多いと思っていたのでこの変更は上手くいくと思いました。
また、メインからクリーチャーを減らしたので、後手番で弱いドロモカの命令をなくし、除去は石の宣告と停滞の罠に絞ることに。

ゴールデンウィークは横浜に帰っていたので、PWC主催のPPTQに2回出ました。
結果は、

PPTQ新宿 5/3

参加人数: 200人

Round 1 Goggle Ramp 2-0
Round 2 Bant Company 2-0
Round 3 Bant Company 1-1-1
Round 4 GB Husk 2-0
Round 5 Ulamog Ramp 0-2
Round 6 Esper Dragon 2-0
Round 7 GW Tokens 2-0
Round 8 Abzan Midrange 0-2

5-2-1。

PPTQ新宿 5/5

参加人数: 226人

Round 1 Sultai Midrange 1-2
Round 2 Mono Red Eldrazi 2-0
Round 3 Esper Dragon 1-1-1
Round 4 Naya Midrange 2-0
Round 5 Bant Company 2-1
Round 6 GW Tokens 2-0
Round 7 BW Eldrazi 2-1
Round 8 RG Ramp 2-1

6-1-1。
で良くもなく悪くもなく。

この時点で2回森の代言者、不屈の追跡者、カリタスと攻め立ててくる除去コンに負けて一抹の不安がよぎる。

そうして完成したのがGPでも使った以下のリスト。

森の代言者 4
搭載歩行機械 4
大天使アヴァシン 4

森の代弁者、ニッサ 4
ゼンディカーの同盟者、ギデオン 4

ニッサの誓い 4
進化の飛躍 2
荒野の確保 3
石の宣告 2
停滞の罠 3

森 7
平地 7
進化する未開地 1
梢の眺望 4
要塞化した村 4
ウェストヴェイルの修道院 3

石の宣告 1
天使の粛清 1
隔離の場 1
進化の飛躍 1
龍王ドロモカ 1
棲み家の防御者 2
ラムホルトの平和主義者 2
狩猟の統率者、スーラク 2
悲劇的な傲慢 2
次元の激高 2

メインを遅い構築にしたので白単人間が従来の構築より厳しく、流行り始めていた4Cカンパニーが厳しかったため、サイドは次元の激高を含めたラス4枚体制に。直前のPPTQで負けた殴ってくる除去コンにもラスを入れるプランを取ろうと決めてGP本番へ。

結果は、

GP東京

参加人数: 3335人
使用デッキ: 緑白トークン

Day 1

一回戦 Bye
二回戦 Bye
三回戦 マルドゥミッドレンジ ◯◯
四回戦 赤緑ランプ ◯◯
五回戦 青赤エルドラージ ×◯×
六回戦 ティムールエルドラージカンパニー ◯◯
七回戦 青緑ランプ ×◯×
八回戦 赤緑ランプ ◯◯
九回戦 白黒エルドラージ ◯◯

7-2。

Day 2

十回戦 白単人間 ◯×◯
十一回戦 白黒コントロール ×◯◯
十二回戦 グリクシスコントロール ×◯×
十三回戦 白黒エルドラージ ◯××
十四回戦 黒緑ハスク GL◯◯
十五回戦 バントカンパニー ×◯×

3-3。

10-5でノーマネーフィニッシュ。

1日目は青赤エルドラージと青緑ランプという完全にノーマークなデッキにぶん回られて負け。
2日目はコントロール相手に飛躍で勝とうとしたらカリタスでプランが崩壊し、除去が間に合わなくて負ける試合が多発。
最後は心が折れた状態で有利なはずのバントカンパニーにミスしまくって負け。
結局あれだけ入念に対策したミラーは一回も当たらずそんなこともあるのかとも思ったけど仕方なし。

そんなこんなで今回はいつもより強いデッキで出れたと思ったけど結果はいつも通り変わらず終わり。
ちなみにZen Takahashiくんは直前でナヤドラゴンランプとかいう怪しいデッキに乗り換えて5-4しょにぽんしてました。

GP終わって終電で長野に帰り平日は疲れ切っていたので全くMOをやらず、脳内でちょっといじった緑白トークンで先週末ははま屋のPPTQとMOPTQに出ました。

結果は、

PPTQはま屋

参加人数: 25人
使用デッキ: 緑白トークン

一回戦 赤緑ランプ ××
二回戦 赤単吸血鬼 ◯◯
三回戦 白黒コントロール ◯◯
四回戦 赤黒ドラゴン ◯◯
五回戦 トス

4-1。
1位通過。

QF 緑黒コントロール ◯◯
SF 緑白トークン ◯◯
F スゥルタイコン ××

3没。

MOPTQ 5/15

参加人数: 97人
使用デッキ: 緑白トークン

一回戦 グリクシスコントロール ◯×◯
二回戦 4Cカンパニー ◯◯
三回戦 白単エルドラージ ◯××
四回戦 緑黒ランプ ×◯◯
五回戦 エスパードラゴン ××
六回戦 白黒コントロール ×◯◯
七回戦 白単人間 ◯◯

5-2。

磁場がいいはずのはま屋でも勝てず、MOPTQはいつも通り特に上振れず負け。

そんなこんなでPTシドニーチャンスも無くなりました。
GP台北は休みが取れなくて行けないので、しばらく大きなスタンダードのイベントもなくモチベは底辺ですが、これからもダラダラとMOは続けていきます。

それでは。

終わり。
2ヶ月も更新が空いてしまいましたね。

以前書いた通り4月から社会人になりました。
まだ忙しくはないのですが、かといって学生だった頃ほど暇でもなかったのでDNを書く気力がありませんでした。

DNを書く元気がなかっただけでMTGはそれなりにやっていたので、3月末から今までのMTG生活についてまとめて全部書きます。

長くなると思うので前編と後編に分けます。
前編は3月末からPTの週までで、後編がPTの翌週から現在までについて書くので、PT前なんて古代のMTGの話なんて今更興味ないんじゃって人は後編から読むことをお勧めします。

それでは前書きはこれぐらいで本編へ。

話はフルスポを見ていた頃まで遡ります。
当時真っ先に使いたいと思ったカードは≪ウェストヴェイルの修道院≫。
今となっては疑うものもいない強力なカードで、このカードを上手く使えるデッキを組もうと思ってつくったのが以下にあげる青赤エルドラージ。


搭載歩行機械 4
面晶体の這行器 4
空中生成エルドラージ 4
不快な集合体 4
難題の予見者 4
つむじ風のならず者 4
希望を溺れさせるもの 4

多勢 2
次元の歪曲 4

島 5
山 1
シヴの浅瀬 4
さまよう噴気孔 4
高地の湖 3
廃集落 1
領事の鋳造所 4
ウェストヴェイルの修道院 4


引き裂く流弾 4
焙り焼き 3
否認 2
虚空の粉砕 2
ヴァラクートの涙 2
秘密を解き明かすもの、ジェイス 2

当時赤単エルドラージが主流でしたが、飛行機械技師より空中生成エルドラージのほうが強く、ナラー夫妻よりつむじ風にならず者のほうがデッキにあっていて、チャンドラより希望を溺れさせるもののほうが単体で強くデッキにマッチしていたので青赤に。
サイドボードも赤単より飛躍的に強く当時はこれがソリューションだと思っていました。

ちなみに、現実を砕くものは、現在ではコントロール、緑白トークン、儀式系のデッキに強く暴れ回っていますが、当時はバントカンパニーや人間など反射魔道士全盛期で地上がガッチリしていたのでスタメン落ちでした。

このデッキのデビュー戦は、発売日翌日のはま屋1Box争奪戦。
参加人数8人で結果は

アブザンエルドラージ ◯◯
白黒エルドラージ ◯◯
バントカンパニー ◯×◯

で3-0。
最後バントカンパニーがダブマリして勝っただけなのでイマイチ感触はわからず。

その週はSCGでバントカンパニーが優勝したりしていましたが、これといってデッキを変える気も起きず、翌週は実装直後で練習にならなそうなMOはやめて、東京でPPTQに出ました。

結果は、

PPTQ@BM秋葉原

参加人数: 64人
使用デッキ: 青赤エルドラージ

一回戦 赤黒吸血鬼 ◯◯
二回戦 エスパードラゴン ×◯◯
三回戦 青赤かじわらドラゴン ◯×◯
四回戦 グリクシスコントロール ×◯◯
五回戦 青白ミッドレンジ ◯××
六回戦 バントカンパニー ×◯◯

5-1で2位通過。

Top 8 バントカンパニー ×◯×

1没。

PPTQ@晴れる屋

参加人数: 130人
使用デッキ: 青赤エルドラージ

一回戦 青白コン ◯×◯
二回戦 青白フラッシュ ◯◯
三回戦 バントカンパニー ××
四回戦 スゥルタイ昂揚 ×◯◯
五回戦 赤単エルドラージ ◯××
六回戦 バントカンパニー ◯×◯
七回戦 青赤ゴーグル ×◯◯
八回戦 赤黒ミッドレンジ ◯××

5-3。

と、あまり喜ばしい結果ではありませんでした。
バントカンパニーに2-2で、デッキ構造上アヴァシンが辛すぎるので青赤エルドラージに未来はなさそうでした。

それから一週間、かじわらさんの青赤ドラゴンや自作のグリクシスドラゴンに加え、トップメタのバントカンパニーも回していましたが、イマイチ手応えはなく、一方で青赤エルドラージでリーグを4-1、4-1、5-0したので、結局PTの週のMOPTQはハンガーバックを次元の潜入者に替えたなど微調整しただけの青赤エルドラージで出ました。

結果は、
MOPTQスタンダード

参加人数: 85人
使用デッキ: 青赤エルドラージ

一回戦 白単コントロール ×◯◯
二回戦 バントカンパニー ×◯◯
三回戦 白単人間 ◯×◯
四回戦 ゴーグルランプ@myyamagat ××
五回戦 緑黒ハスク ××
六回戦 赤単ドラゴン ◯××
七回戦 青赤コン ◯××

3-4で惨敗。

バントカンパニーや人間には勝てたのですが、PTで勝ってたデッキを目コピした人々にボコボコにされ、終いにはよくわからんデッキにも負けて本格的に解体。

MOPTQ明けの日曜はPTサンデーの放送を見ながら、公開されていたTop 8のリストの中から一番好みでリアルでも大体カードを持っていた緑白トークンを回してみたらリーグ4-1、4-1。

PTでもそのまま緑白トークンが優勝していいデッキだなーと思っていたところに、3月に緑白鱗について話をしたZen TakahashiくんからDMが来ました。どうやらシルバーまであと4点でGP東京に来るらしく、緑白トークンがいいデッキだと思うから一緒にデッキ作ろうということらしく、ちょうどよかったのでお誘いに乗ることにしました。

つづく。
1.My history with GW Hardened Scales

I started to use GW Hardened Scales on MTGO after Grand Prix Houston.
I finished 5-2 at MOPTQ on 3/6 and 5-3 at OGW Standard Championship on 3/7 but I finished 2-4 at MOPTQ on 3/13 with same list.
I lost against 4C Rally at 4 times, Abzan Aggro at 2 times, and lose against each GW Hardened Scales, Mardu Green, Grixis Control at one time.
I could not win these events but I would use GW Hardened Scales again if MOPTQ would be held this weekend because this deck is good against many decks in metagame and there are few bad matchups.

2.Deck list

I used almost same list for two weeks as follows.

24 Creatures
4 Servant of the Scale
4 Abzan Falconer
4 Avatar of the Resolute
4 Endless One
4 Hangarback Walker
4 Managorger Hydra

13 Spells
4 Hardened Scales
4 Dromoka’s Command
4 Nissa, Voice of Zendikar
1 Oath of Nissa

23 Lands
2 Canopy Vista
2 Flooded Strand
9 Forest
2 Plains
4 Windswept Heath
4 Wooded Foothills

2 Evolutionary Leap
3 Hallowed Moonlight
2 High Sentinels of Arashin
1 Lantern Scout
1 Oath of Nissa
3 Silkwrap
3 Valorous Stance

This deck definitely needs 3rd lands but does not need 5th lands or more lands. Oath of Nissa is great card because this can be additional land or additional creature case by case.

3.Good and Bad matchups

VS Mardu Green
6.5:3.5
Mardu Green is good matchup for GW Hardened Scales.
They have lots of removal spells but most creatures cannot be removed by Fiery Impulse and rapidly grow out range of Roast. Hangarback Walker is best card against Mardu Green and Evolutionally Leap is also great card after sideboard. I played against Mardu Green 7 times and I lost only one time.

VS 4C Rally
Mainboard 4:6
After sideboard 5:5
4C Rally is very strong deck and this is tough matchup for GW Hardened Scales in mainboard. This matchup is often close damage race because 4C Rally has Reflector Mage, best card for GW Hardened Scales, and GW Hardened Scales has Abzan Falconer. But 4C Rally can end the game by Rally the Ancestors and GW Hardened Scales cannot counter Rally so I think that 4C Rally has advantage in mainboard game. After sideboard, Hallowed Moonlight can improve this matchup greatly and I think fifty-fifty matchup in the end.

VS G/R Ramp
6.5:3.5
In almost game, GW Hardened Scales can beat faster than Ramp deck can cast a finisher. In addition, Chandra cannot sweep the board, World Breaker cannot block giant Managorger Hydra, and Ugin cannot remove Endless One and Hangarback Walker.

VS Abzan Aggro
3:7
This is very tough matchup for GW Hardened Scales. Abzan Aggro has bigger creature than GW Hardened Scales has and faster on damage race. In addition, Dromoka’s Command is great card against GW Hardened Scales. GW Hardened Scales could win only if GW had very fast hands with Hardened Scales or opponent took double mulligan.

VS Mono Blue Eldrazi
7:3
This is very easy matchup. Mono Blue Eldrazi is slower deck and cannot remove our creatures so GW Hardened Scales can win just beat down with giant creatures.

VS Jeskai Black
6:4
This matchup is similar with against Mardu Green but Jeskai Black has Jace. GW Hardened Scales cannot remove turn 2 Jace so spell+Jace combination is harder to deal with than matchup against Mardu Green.

VS Bant Company
5.5:4.5
In case of this matchup, GW Hardened Scale has little advantage to Bant Company. Reflector Mage is great card against Hangarback Walker and Managorger Hydra, but GW Hardened Scales can complete beat down with giant creatures supported by Abzan Falconer because Bant Company has few removal spells.

VS Grixis Control
6:4
This matchup is very similar with Jeskai Black. Kalitas+removal combination is only worries about this matchup so keep Dromoka’s Command and Valorous Stance to remove Kalitas.

VS BR Dragons
5:5
I think this matchup is fifty-fifty. Speed is almost same and most important card of GW Hardened Scales is Avatar of Resolute and key card of BR Dragons is Murderous Cut.

VS Four-Color Company
4:6
This is also tough matchup. Early turn Mantis Rider and Savage Knuckleblade are hard to deal with. Moreover, Collected Company and Reflector Mage are great card against GW Hardened Scales.

VS UR Prowess
Mainboard 4:6
After Sideboard 5:5
In case of mainboard, UR Prowess is faster than GW Hardened Scales and GW has few removal spells so UR Prowess has advantage to GW. On the other hand, GW can add removal spells like Silkwrap after sideboard so improve this matchup.

VS Atarka Red
4:6
This is also tough matchup. Atarka Red is faster than GW and most creature’s toughness in GW is lower than two. Moreover, GW does not has mass removal spell after sideboard.

For these matchup analysis, GW Hardened Scales will be good choice if fast red deck and Abzan Aggro are few in metagame.

4.Sideboard for each deck

VS Mardu Green, VS Grixis Control
In: 2 Evolutionally Leap, 1 Oath of Nissa, 2 High Sentinels of Arashin, 3 Valorous Stance
Out: 4 Abzan Falconer, 4 Servant of Scale

VS 4C Rally
In: 3 Hallowed Moonlight, 3 Silkwrap, 1 Lantern Scout, 1 Oath of Nissa
Out: 4 Hangarback Walker, 4 Servant of Scale

VS G/R Ramp
No Change

VS Abzan Aggro
In: 3 Valorous Stance, 3 Silkwrap, 1 Oath of Nissa, 1 Lantern Scout
Out: 4 Servant of the Scale, 4 Hangarback Walker

VS Mono Blue Eldrazi
In: 1 Oath of Nissa, 2 High Sentinels of Arashin, 1 Valorous Stance
Out: 4 Servant of Scale

VS Jeskai Black
In: 2 Evolutionally Leap, 1 Oath of Nissa, 2 High Sentinels of Arashin, 3 silkwrap
Out: 4 Abzan Falconer, 4 Servant of Scale

VS Bant Company, VS Four-Color Company
In: 1 Oath of Nissa, 2 High Sentinels of Arashin, 3 silkwrap
Out: 4 Servant of Scale, 2 Hangarback Walker

VS BR Dragons
In: 3 Valorous Stance, 1 Oath of Nissa, 1 Lantern Scout, 2 High Sentinels of Arashin
Out: 4 Servant of Scale, 3 Hangarback Walker

VS UR Prowess, VS Atarka Red
In: 3 Silkwrap, 1 Lantern Scout
Out: 4 Servant of Scale

先々週末まではリアルPPTQをまわってましたが、先週末は2日連続でMOでスタンダードのイベントがあったのでそれに出ることにしました。

正直ゲートウォッチ後のスタンダードが全く勝てなくて煮詰まってました。
まずジェイスを持っていないので、持っているカードプール的に組めるデッキはアタルカレッド、赤黒ドラゴン、マルドゥグリーンぐらい。
まず赤黒ドラゴンは弱すぎて論外。
マルドゥグリーンっていうデッキはずっと使ってましたが、

・ジェイスがいないので4色が安定して出ない、4色出てもタップイン祭りで後手だと許容できない場合が多い。
・包囲サイ引かないとクロック遅いしブロッカーもいないのでライフが持たない。
・デッキのベストムーブが除去orハンデス→サイ→ゴブリンと相手に左右される上、他のデッキのベストムーブとしてパッとしない。
・そもそも環境トップであるラリーに不利。かといってラリー以外のデッキに有利がつくかといえばそういうわけでもなく、ランプにも不利だし、バントカンパニーなどにも別段有利なわけではない。

など問題点が多く、リストの変遷を眺めながら色々試しましたが、カリタスを入れようがチャンドラを入れようが森の代言者を入れようが根本的な問題点は解決されなかったので没。
マルドゥグリーンで勝ってる人は、包囲サイを毎回スムーズに4ターン目に出せた上で都合よく除去合わせられる人なんだろうなと思います。

残されたアタルカレッドもニッサ入れたりしてましたが全然勝てないので手詰まりでした。

そんな中、GPで突然緑白鱗が勝ったらしくて試してみたら回った時の爆発力は申し分なし。
この環境のスタンダードは一昔前のモダンに似ていると感じていて、カードパワーのインフレと環境末期のカードプールの飽和から各デッキのベストムーブが強すぎる上に、それぞれ違う角度から攻めてくるので受けるデッキが弱く、サイドボードも足りないので、各々がめちゃくちゃするのが板だと思ったため、緑白鱗みたいなぶん回しデッキを使うのがいいと思って使用を決定。
一週間ほど回して本番へ。

MOPTQ

参加人数: 112人
使用デッキ: 緑白鱗

一回戦 ラリー ×◯×

一戦目: ダブマリで負け。
三戦目: ミスって負け。

二回戦 グリクシスコン ◯◯

三回戦 マルドゥグリーン ◯×◯

四回戦 ラリー ××
ドブンドブンで負け。

五回戦 マルドゥグリーン ◯×◯

六回戦 アブザンアグロ ◯◯

七回戦 ラリー ◯◯

5-2。

OGW Standard CS

参加人数: 196人
使用デッキ: 緑白鱗

一回戦 マルドゥグリーン ◯×◯

二回戦 グリクシスコン ×◯×
一戦目: フラッド。
三戦目: 相手なんでも持ってて負け。

三回戦 バントカンパニー ◯◯

四回戦 マルドゥグリーン ◯◯

五回戦 青緑ランプ ◯×◯

六回戦 アブザンアグロ ◯××
二戦目: 代言者アナフェンザギデオンロックで負け。
三戦目: ダブマリ。

七回戦 マルドゥグリーン ◯×◯

八回戦 アブザンアグロ ××
一戦目: 先手クソゲーされて負け。
二戦目: ワンマリからフラッドして負け。

5-3。

やはり反射魔道士連打とアブザンアグロのドブンにはなす術なし。

現環境のスタンダードは当たり運やその日どれだけベストムーブができるか、自分の手札と相手の手札の噛み合いの要素など、どうしようもない部分が大きいと思っているので、凡人にはこのぐらいの勝率が限界に感じました。

多色嫌いだし環境末期のカードプール多い感じもあんまり好きじゃないのではやくスタン落ちて欲しいです。

おわり。
行ってきました。

参加人数: 45人
使用デッキ: ニッサレッド

一回戦 赤緑ランプ ×◯×
一戦目: 相手ライフ3でチャンドラで流されて最後アタルカの命令トップで勝ちのターン3ターンぐらいあったけど引かず負け。
三戦目: 1t目ジャディ全然殺せなくて10点ゲインぐらいされてニッサの復興まで打たれて負け。

二回戦 赤緑ランプ ◯×◯
二戦目: 最速アタルカで負け。

三回戦 マルドゥ ×◯◯
一戦目: ランド2キープで一生ランド2で止まって負け。

四回戦 赤緑ランプ ×◯◯
一戦目: 森の代言者3体出てきてタコ殴りにされて負け。

五回戦 ダークジェスカイ ××
一戦目: メンター触れなくて負け。
二戦目: メンター触れなくて負け。

六回戦 赤緑上陸 ××
ドブンドブンで負け。

3-3。

もう今期は諦めました。はやく現行デッキは全部スタン落ちしてください。

終わり。
行ってきました。
使ったのは今話題のメインにニッサ4枚入れたやつ。

RPTQ直前トライアル

参加人数: 115人
使用デッキ: アタルカレッド

一回戦 マルドゥグリーン ××
二回戦 スゥルタイエルフ ◯◯
三回戦 ジャンドランプ ◯×◯
四回戦 ダークジェスカイ ◯◯
五回戦 バントカンパニー ××
六回戦 青赤果敢 ◯◯
七回戦 マルドゥグリーン ×◯◯

5-2。

MOCS

参加人数: 434人
使用デッキ: アタルカレッド

一回戦 ラリー ◯×◯

二回戦 バントカンパニー ××
一戦目: ランド9。
二戦目: ランド2。

三回戦 ラリー ×◯×
一戦目: トリマリ。
三戦目: 相手ダブマリからラストターンにしっかりラリー決めてきて負け。

四回戦 カマキリサイデックウィン ×◯◯
一戦目: ジェイスカマキリサイって動かれて負け。

五回戦 青赤果敢 ◯◯

六回戦 赤緑上陸 ◯×◯

七回戦 赤緑ランプ ××
一戦目: 最速ウギンで負け。
二戦目: ダブマリ。

八回戦 白黒トークン ××
一戦目: 最速ロックで負け。
二戦目: 最速ロックで負け。

九回戦 エスパーコントロール ×◯×
相手残り5秒で殴り切られて負け。

十回戦 ラリー ××

4-6。

終わり。
行ってきました。

PPTQ板橋

参加人数: 150人
使用デッキ: マルドゥグリーン

一回戦 赤緑ランプ ××
一戦目: ハンデス連打するもウギントップで負け。
二戦目: ハンデス連打するもコジレックトップで負け。

二回戦 マルドゥグリーン ×◯×
一戦目: 息を吸うようにミスって負け。
三戦目: 息を吸うようにミスって負け。

三回戦 アブザンアグロ ◯◯

四回戦 アブザンブルー ◯××
二戦目: 管理人ギデオンサイ捌けず負け。
三戦目: 相手ダブマリだったけどこっち土地引き続けて負け。

五回戦 マルドゥ ××
一戦目: ミス。
二戦目: スクリュー。

六回戦 赤緑ランプ ◯◯

七回戦 ダークジェスカイ ×◯◯

八回戦 赤緑ランプ ×◯◯

4-4。

マルドゥグリーンはランプとラリーがキツイので、メインからアナフェンザ4枚入れてアブザンチャーム抜いたら同系勝てなくなりました。


PPTQ横浜

参加人数: 75人
使用デッキ: 赤黒ドラゴン

一回戦 バント無色無限コンボ ◯×◯

二回戦 白黒エルドラージ ◯◯

三回戦 白黒戦士 ◯◯

四回戦 アブザンレッド ××
一戦目: アナフェンザ除去するカード1枚も引かず負け。
二戦目: ミスってロック強襲されて負け。

五回戦 アブザンコントロール ×◯×
一戦目: メインから衰滅2回打たれてサイリンヴァーラ出てきて負け。
三戦目: カリタス除去れなくて負け。

六回戦 マルドゥグリーン ××
一戦目: チャンドラで流されて負け。
二戦目: 魂火光輝で18点ゲインされて負け。

七回戦 マルドゥトークン ◯◯

4-3。

おもちゃ。

終わり。
行ってきました。
人多すぎ。

参加人数: 131人
使用デッキ: マルドゥグリーン

一回戦 緑白中隊 ◯××
二戦目: 後手土地2キープで土地引かず鎌豹と管理人にボコされて負け。
三戦目: 下生えの勇者出てきてから12枚ドローしてもはじける破滅も残忍な切断も引かずニッサにめちゃくちゃされて負け。

二回戦 ラリー ◯◯

三回戦 黒単エルドラージ ◯×◯

四回戦 赤緑ランプ ××
一戦目: 世界を壊すもの4枚出されて負け。
二戦目: 相手ライフ1で白マナか自傷疵引けば勝ちの場面で7枚引いてどっちもなくて負け。

五回戦 エスパーメンター ×◯◯

六回戦 赤黒ドラゴン ×◯◯

七回戦 アタルカレッド ◯◯

八回戦 ジェスカイドラゴン ××
一戦目: 手札全部使われてライフぴったり0になって負け。
二戦目: カマキリ4枚引かれてごり押されるも相手リソースなしでターン帰ってきたら勝ちの場面まで行く。相手トップジェスカイチャーム。こっちのライフちょうど4。負け。

5-3。
ノーコメント。

終わり。

PPTQ川崎

2016年1月27日 TCG全般
春のプロツアーには出れないのでしばらくMtGから離れていましたが、夏のプロツアーに向けたPPTQシーズンが始まったので行ってきました。

使ったのはゴブリンの闇住まいでわかりやすく強化されたマルドゥグリーン。
マルドゥの4マナ域にはナラー夫妻、ギデオン、解体者などの候補がありますが、どれもイマイチに感じたため、苦い真理と相性がいい包囲サイのために緑を足すのが順当かなと思います。
デンプロはゴブリンの闇住まいが来たんで無くてもいいっぽいです。
あとコジレックの帰還と光輝の炎なんですが、メンター意識するなら光輝の炎かなと思います。

以下使ったリスト。

魂火の大導師 4
ケラル砦の修道院長 4
包囲サイ 4
黄金牙、タシグル 3
ゴブリンの闇住まい 1
棲み家の防御者 1

焦熱の衝動 4
焙り焼き 2
弾ける破滅 4
コラガンの命令 4
苦い真理 4

山 2
平地 1
沼 1
燻る湿地 2
大草原の川 1
梢の眺望 1
燃えがらの林間地 1
血染めのぬかるみ 4
樹木茂る山麓 4
汚染された三角州 2
吹きさらしの荒野 2
乱脈な気孔 4

強迫 4
ピア・ナラーとキラン・ナラー 1
光輝の炎 2
コジレックの帰還 1
焙り焼き 2
神聖なる月光 3
宮殿の包囲 2


参加人数: 49人

一回戦 ラリー@ナニハさん ××
二回戦 青黒LO ×◯◯
三回戦 ゴリラカマキリ ××
四回戦 ジェスカイ隆盛コンボ ◯×◯
五回戦 ジェスカイ果敢 ◯◯
六回戦 黒単エルドラージ ◯×◯

4-2。

同系、ダークジェスカイ、エスパー系、アタルカレッドには自信あったんですが全く当たらず。
ラリーはMOでやってた感じ五分五分ぐらいだと思っていたんですが、リフレクターメイジ強すぎて明確に不利でした。あとランプもどう考えてもきついですね。
そこら辺どうにかして来週末のPPTQに備えます。

名古屋は行かないんで行く人はがんばってください。

おわり。
行ってきました。

まず事前準備について。

最初はPT前ぐらいから2週間ほどダークジェスカイを回していました。
極めればどんなデッキにも勝つことができ、GPまでの2ヶ月しっかり使い込めばいけるのではないかと思っていましたが、全然勝てず勝率はやっと勝ち越し程度でした。
その間のGPやSCGの結果を見てもダークジェスカイを意識したエスパートークンなどが勝ち上がり、メタられてなお勝ち続けるアブザンアグロと違い、ダークジェスカイにそこまでのデッキパワーはないと判断し断念。

並行して回していたデッキはトークン型のアタルカレッドと赤緑上陸、エスパートークンやエスパーミッドレンジなど。

エスパートークンは速度の関係上アブザンアグロと真正面から戦わなくてはならず、白蘭やハンガーバック、荒野の確保などデッキの弱い部分を固めて引いたときあっさり踏み潰されてしまうので没。
エスパーミッドレンジは、嘘悔いのアイデアをもとに、空中生成エルドラージとモニュメントから4ターン目にロックオジュタイに繋げる3-5の動きをコンセプトとしたデッキでしたが、先手4ターン目ロックを決めても相手の管理人アナフェンザすら止まらないという事実を前に解体。

結局、アブザンアグロより速いため相手のデッキパワーと向き合う必要があまりなく、使い慣れていたのでプレイにも自信があった赤系アグロしか選択肢が残らず。

赤緑上陸に関しては、
・サイド後の正義のうねりとアラシンの僧侶に強い。
・アナフェンザぐらいならサポートなしで乗り越えられる打点があり、激闘も単体で使いやすい。
などのメリットがありますが、
・コンボ対策の単体除去がそのまま刺さる。
・土地を多めに入れなければいけないためフラッドしやすい。
・トークン型よりアタルカコマンドの威力が低い。
・土地にスロットを割くぶんスペースがなく、メインにショックが取れない。
などのデメリットがあります。
特にアタルカコマンドが弱くなる点とショックが取れない点は致命的だと考えていて、どちらも後述する後手のまくりに必要な部分だと考えているので断念しました。
余談ですが、初日全勝したカクマエプロの赤緑上陸はアタルカコマンドをショックに変更したリストになっていて、理に適っていてすごいなと思いました(感想。

最終的に使用することにしたトークン型のアタルカレッドは、
・横に並べてからのアタルカコマンドと単体を強化してコンボを決めるという二つの軸があるため、対処が難しい。
・ショックでテンポを取りながらビートダウンしきる可能性もある。
などがメリットです。
これに対しデメリットとしては、
・トークン+コンボ、クリーチャー+アタルカコマンドなど噛み合わないハンドだと弱い。
・激闘がコンボ専用パーツのため単体でとても弱い。
・サイド後の単体除去に耐性がある代わりに、アラシンの僧侶きつすぎ。
などがあります。

アタルカレッドのショックは非常に重要で、先手後手を入れ替えるのに必須だと考えています。
具体的には、
・対アブザンアグロでは、1ターン目管理人を除去することで相手の2ターン目をほぼスキップすることができ、その隙に展開できる。
・対ジェイスデッキでは、こちらの後手1ターン目にクリーチャーを出し、相手の先手2ターン目に出てきたジェイスにショックをうちながらさらに1マナクリーチャーを展開できる。
など、一種の後手におけるドブンを発生させることご出来ます。
さらに、後手のため除去にリソースを使っても息切れし難いのも利点です。
また、先手でもショックは十分に強いカードなので後手専用カードでもなく、サイド後の増量も必須だと考えています。

一方で、現環境の赤系アグロ共通の問題点として、コンバットトリックの強さが相手の上手さに大きく左右される点です。その点は改善不可能なので割り切ることに。

まとめると、噛み合い要素が強い代わりに爆発力はあるのがトークン型のアタルカレッドで、直近の大会でアタルカレッドが勝っていなくマークが薄く、アブザンを倒すためにランプとエスパーコントロールが増えていたのでメタゲーム的にも悪くない立ち位置だと思い、本番はこれで行こうと決めました。

実際に使用したのは以下のリスト。

僧院の速槍 4
鐘突きのズルゴ 4
稲妻の狂戦士 1
ケラル砦の修道院長 4
ドラゴンの餌 4
軍族童の突発 3

乱撃斬 3
焦熱の衝動 2
タイタンの力 4
アタルカの命令 4
ティムールの激闘 4
強大化 3

山 7
森 1
燃えがらの林間地 2
燻る湿地 1
吹きさらしの荒野 1
樹木茂る山麓 4
血染めのぬかるみ 4

焦熱の衝動 2
反逆の行動 2
炎跡のフェニックス 3
軍族童の突発 1
前哨地の包囲 2
沼 1
自傷疵 4

メインボードは最強と言われているだけあって、大きな変更はなし。

サイドボードは、サイド後相手がブロッカー+除去という構えを取ってくるので、そこを乗り越えられる自傷疵、フェニックス、反逆の行動を採用。
炙り焼きではブロッカー+ドロコマを乗り越えられず、最近流行り始めた放浪する森林も突破できないため、やむなく自傷疵を採用することに。しかし、自傷疵ではタシグルを突破できないので一長一短。
反逆の行動は優勝したアタルカレッドにも採用されていて、ほとんどの相手は想定外の一枚のため意表をつけて強かったです。
また、増えてきたエスパードラゴンとダークジェスカイのサイド後を確実にとるために赤包囲を2枚採用し、これも強かったです。

そんな感じで本戦に。

参加人数: 2572人
使用デッキ: アタルカレッド

Day 1

一回戦 bye
二回戦 bye
三回戦 エスパートークン 先 ×◯◯
四回戦 ダークジェスカイ 先 ◯◯
五回戦 エスパードラゴン 後 ×◯×
六回戦 エスパードラゴン 先 ◯◯
七回戦 マルドゥ 先 ◯×◯
八回戦 アブザンアグロ 後 ◯◯
九回戦 アブザンアグロ 先 ◯◯

8-1。

Day 2

十回戦 エスパードラゴン 後◯◯
十一回戦 ダークジェスカイ 後 ×◯◯
十二回戦 アブザンアグロ 先 ××
十三回戦 エスパードラゴン 後 ◯××
十四回戦 ダークジェスカイ 先 ××
十五回戦 ID

2-3-1。

10-4-1で121位。

Day 1は露骨に引きが強かったし、相手が土地詰まってイージーウィンもあったりして運が良かったです。
Day 2は十二回戦以降一転して引きが中の下程度で、相手はマリガンもなく普通に回っていて踏み潰されました。
上振れないと厳しいのはわかっていたし、このデッキで勝てたら相当運が良いだろうなとは思っていたのですが、いざ負けると悔しいですね。

これで2月のPTの権利をとれるシーズンも終わってしまいました。
4月のPTは、来年度から学生から社会人になるのでほぼ確実に出れないため競技マジックはしばらくお休みします。
社会人になってからの忙しさが想像もつかないためこれからどうマジックと付き合っていくかはわかりませんが、おそらく完全にやめることはないと思うのでみなさんこれからもよろしくお願いします。
それでは。

おわり。
最近更新が滞っていましたね。なぜなら勝ってなかったからです。
最近の成績をざっくりまとめると、

MOPTQ10/17 ダークジェスカイ使って3-4。
MOCS10/24 純正ジェスカイ使って0-2。
MOPTQ10/31 MOPTQP5回出て全部負けで出れず。

といった感じでゴミのように負けてました。

負け過ぎた原因は主にらしくないことをやろうとしてたからなので、普段と違う調整方法を試すのは一旦置いといて、慣れ親しんだアタルカレッドで神スタンに出てみることに。

参加人数: 300人
使用デッキ: アタルカレッド

一回戦 ダークジェスカイ ○○
二回戦 赤緑ランプ ○×◯
三回戦 エスパートークン ◯××
四回戦 アブザンアグロ ◯◯
五回戦 アタルカレッド@カクマエさん ◯×◯
六回戦 トモハル赤黒 ◯◯
七回戦 ティムール@マツモトユウキAさん ◯××
八回戦 アブザンアグロ ◯◯
九回戦 ダークジェスカイ ××

6-3で残飯。

エスパートークンはスクリュー、ティムールはフラッド、ダークジェスカイはマリガンと相手のブンで負けといった感じ。

デッキの感触は良かったのでだいたいこれで。

おわり。
行ってきました。

ずっとマルドゥを調整していましたが、前日にしまづくんのアブザンアグロにぼこぼこにされたので急遽デッキを変更することに。

とりあえずカードだいたいあるSCG優勝したアタルカレッドを触ってみるも強く感じなくて、結局飛行を詰め込んだアタルカレッドで出ることにしました。

参加人数: 463人
使用デッキ: アタルカレッド

一回戦 白日の下に ×◯×
二回戦 4Cドラゴン ◯◯
三回戦 ジェスカイブラック ×◯×
四回戦 エスパードラゴン ◯◯
五回戦 赤緑上陸 ◯◯
六回戦 ジャンドランプ ◯◯
七回戦 エスパードラゴン ◯◯
八回戦 マルドゥドラゴン ××
九回戦 オジュタイバント ◯×◯ ロス
十回戦 ジェスカイブラック ◯◯

一回戦と三回戦はランド8枚までノンストップで伸びて負けという不運から1-2スタート。

八回戦のマルドゥに負けて相手のドラゴンにめちゃくちゃ弱いというデッキの欠陥が見つかる。

九回戦に至っては同じ名字で同じ勝ち点の人と席を間違えてロスというくだらない結末で初日落ち。

二日目はしまづくんの応援をしながらPPTQに出るも2-2ドロップでそもそもデッキ弱かったことがわかり解体。

今週末のMOPTQはどうしようかなぁ。

終わり。

MOPTQ Morden

全然モダンやってないしやる気もなかったけど、usokuiにプレッシャーかけられたので渋々PTQP出たら一回で抜けてしまったので参加。

参加人数:91人
使用デッキ: 青黒マーフォーク

アミュレット、感染、純正双子、アミュレットに負けて3-4。
トリマリ3回やって感情をなくした。

PPTQ川崎

MOPTQ明けで眠かったけど、スタンやりたすぎたので行ってきました。
デッキは、とりあえず明らかに多そうなアブザンアグロと赤系アグロに勝てるように一人回しのみで組んだマルドゥ。

参加人数: 90人
使用デッキ: マルドゥ

一回戦 アブザンアグロ 後 ◯◯
二回戦 緑黒サクリファイス 先 ◯◯
三回戦 アブザンコントロール 後 ◯××
四回戦 マルドゥ 先 ×◯×
五回戦 緑白鱗 後 ×◯◯
六回戦 アブザンアグロ 後 ◯◯
七回戦 5C白日コントロール 後×◯◯

アブザンコントロールにはサイド後熟達でめちゃくちゃされて負け。
マルドゥにはマリガンとフラッドで相手に蹂躙されて負け。

課題は見つかったので、SCGの結果を踏まえながら今週末のBMOに向けてまた一人回しの日々。

終わり。

MOPTQ Standard 9/13

2015年9月13日 TCG全般
参加人数: 77人
使用デッキ: 赤単

一回戦 アブザンアグロ ◯◯
二回戦 青赤ソプター ×◯◯
三回戦 青白コン ×◯×
バグで殺された。
四回戦 ヒロイック ◯×◯
五回戦 赤単 ◯××
六回戦 赤黒ドラゴン ◯◯
七回戦 赤黒ドラゴン ×◯×

バグで勝ち確の場面が負けになって終わり。
ゼンディカー来るまでもうスタンやることもないですね。

終わり。
アメリカの祝日で月曜深夜開催のMOPTQでした。
ちなみに先日のレガシーキューブシールドで行われたMOCSはクソプールつかまされて0-2ドロップでした。

PTオリジン直後から一ヶ月ほどずっと使ってきたアタルカレッドでしたが、

・苦手なアブザンアグロが再び台頭。
・カモであるジェスカイの減少。
・世界選手権などでアタルカレッドが結果を残してきて、トークン対策が再び採られるようになってきた。

など、向かい風の要素が多く、実際最近まわしていても勝ち切れないことが増えてきました。

サイドボードを少しいじりつつ、MOPTQPは3-2、3-2、4-1となんとか抜けたものの、5敗中3敗は最近GPで優勝してから流行り始めた赤黒ドラゴンで、明確に不利な相手が増えたと新たな問題が発生。
アタルカレッドの使用は今回は見送ることにしました。

とりあえず負けた相手のことを知るために、赤黒ドラゴンを回してみると、思ったよりしっかりしたデッキであることが判明。
既存のリストはメインに除去過多でどうみても青系のコントロールに勝つ気がなさそうだったので、ちょこちょこ弄りながら2講で何回かまわして本番へ。

参加人数: 124人
使用デッキ: RB Dragons

一回戦 アブザンコントロール ××
二回戦 赤黒ドラゴン ◯×◯
三回戦 アブザンコントロール ◯◯
四回戦 赤単 ×◯◯
五回戦 青白コントロール ×◯×
六回戦 マルドゥドラゴン ◯◯
七回戦 アブザンコントロール ◯×◯

5-2で13位。

一回戦のアブザンコンには、マリガンからのスクリュー×2で相手のサイに蹂躙されて瞬殺。

五回戦の青白コンには、メインは土地4歩行機械コラコマ雷破のハンドをキープしたらトップ4連土地でもたついてる間に相手の手札が整って負け。
2戦目は上手くプレッシャーかけながらラスやペスをタップアウトで使わせながら攻めきって勝ち。
3戦目は、ジェイス4回除去ったらオジュコマから5回目がひっくり返り、ダウンフォールを使い切っていたのでそのままめちゃくちゃされて負け。
そのままその青白コンが優勝したみたいですね。

青系のコントロールが課題だと思っていたけど、メイン除去減らした分思ってたよりは不利じゃなさそう。
サイド後含めたら五分五分くらいの印象を受けました。より強いハンド引いたほうが勝つ感じ。

今週の土曜日にすぐ次のMOPTQがあるので、そこに備えたいですね。

おわり。

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