前編の続きです。
前編を飛ばして後編に来た人のために書くと、PTがあった週末に、前にツイッターで絡んだことのあるZen Takahashiくんから一緒に緑白トークンを調整しようというお誘いがきました。
PT翌日から意見交換を始めましたが、お互い平日は忙しく、なかなか試すことができずとりあえず机上論を積み重ねました。
PT王者デッキらしくこれといって不利なマッチアップは存在せず、話の焦点は主にミラーの海をどう乗り切るかという点に。
とりあえず真っ先に思いついたのが、ラムホルトの平和主義者のメイン採用。同系では森の代言者やギデオンのトークンより大きい3/3というサイズでPWを守り、ドロコマと組み合わされば後手でPWを倒しにいけます。また白単人間やバントカンパニー、ランプにも強いという万能っぷり。
次に思いついたのがグリフの加護。ラムホルトの平和主義者との組み合わせが素晴らしく、ミラーは飛行ゲーになるため優秀に思えました。
あとは石の宣告をメインに増やした方がいいよねとか他のマッチアップの有利不利やサイドボードについて話し合って週末に。
Zen Takahashiくんが週末は友人とがっつりミラーマッチを中心に調整してくると言っていたので、MOをしながら楽しみに待っていました。
ラムホルトとグリフの加護をたくさんメインに入れた形でMOPTQPを5-0し、手応えを感じていたところでZen Takahashiくんから予想外の報告が。
調整の結果、緑白トークンのミラーマッチはほとんどの場合ロングゲームになり、最終的に地上はハンガーバックやトークンで全て止まるのでラムホルトは強くないとのこと。
グリフの加護もドロコマやアヴァシンを構えられると上手く機能しないのであまりいいカードではないとのことでした。
これらに対してミラーマッチで最強のカードはアヴァシンで、アヴァシンを正しくプレイすれば勝つという結論でした。
緑白トークンのミラーマッチは序盤の攻防が重要だと考えていたし、アヴァシンを引く確率は五分五分で、基本的に自分の感覚を信じているので半信半疑でしたが、なんとZen Takahashiくんと一緒に調整した友人が、プラチナプロだらけのMOCSプレイオフで2没した、前回のMOCSプレイオフ優勝者のtwopだったということが判明。
とりあえず各デッキに対するサイドプランを聞いてみると、ミラーマッチのサイドプランが目から鱗でした。
メインからハンガーバックとアヴァシン以外のクリーチャーを全て抜き、サイドから進化の飛躍と除去を増やして、進化の飛躍でハンガーバックとアヴァシンだけを探し続けて勝つというプランで、これなら圧倒的に自分だけアヴァシンにたどり着く確率が高く、確実に有利がつきそうでした。
MOCSで使ってたリストにはスレイベンの検査官が採用されていましたが、役割が特になくサイドアウトされることも多いカードだったので不採用とし、メインから追加の進化の飛躍、荒野の確保を採用しとそれらに伴いフラッドに強くなったので26枚目の土地を採用しました。
GPではコントロールとミラーが多いと思っていたのでこの変更は上手くいくと思いました。
また、メインからクリーチャーを減らしたので、後手番で弱いドロモカの命令をなくし、除去は石の宣告と停滞の罠に絞ることに。
ゴールデンウィークは横浜に帰っていたので、PWC主催のPPTQに2回出ました。
結果は、
PPTQ新宿 5/3
参加人数: 200人
Round 1 Goggle Ramp 2-0
Round 2 Bant Company 2-0
Round 3 Bant Company 1-1-1
Round 4 GB Husk 2-0
Round 5 Ulamog Ramp 0-2
Round 6 Esper Dragon 2-0
Round 7 GW Tokens 2-0
Round 8 Abzan Midrange 0-2
5-2-1。
PPTQ新宿 5/5
参加人数: 226人
Round 1 Sultai Midrange 1-2
Round 2 Mono Red Eldrazi 2-0
Round 3 Esper Dragon 1-1-1
Round 4 Naya Midrange 2-0
Round 5 Bant Company 2-1
Round 6 GW Tokens 2-0
Round 7 BW Eldrazi 2-1
Round 8 RG Ramp 2-1
6-1-1。
で良くもなく悪くもなく。
この時点で2回森の代言者、不屈の追跡者、カリタスと攻め立ててくる除去コンに負けて一抹の不安がよぎる。
そうして完成したのがGPでも使った以下のリスト。
森の代言者 4
搭載歩行機械 4
大天使アヴァシン 4
森の代弁者、ニッサ 4
ゼンディカーの同盟者、ギデオン 4
ニッサの誓い 4
進化の飛躍 2
荒野の確保 3
石の宣告 2
停滞の罠 3
森 7
平地 7
進化する未開地 1
梢の眺望 4
要塞化した村 4
ウェストヴェイルの修道院 3
石の宣告 1
天使の粛清 1
隔離の場 1
進化の飛躍 1
龍王ドロモカ 1
棲み家の防御者 2
ラムホルトの平和主義者 2
狩猟の統率者、スーラク 2
悲劇的な傲慢 2
次元の激高 2
メインを遅い構築にしたので白単人間が従来の構築より厳しく、流行り始めていた4Cカンパニーが厳しかったため、サイドは次元の激高を含めたラス4枚体制に。直前のPPTQで負けた殴ってくる除去コンにもラスを入れるプランを取ろうと決めてGP本番へ。
結果は、
GP東京
参加人数: 3335人
使用デッキ: 緑白トークン
Day 1
一回戦 Bye
二回戦 Bye
三回戦 マルドゥミッドレンジ ◯◯
四回戦 赤緑ランプ ◯◯
五回戦 青赤エルドラージ ×◯×
六回戦 ティムールエルドラージカンパニー ◯◯
七回戦 青緑ランプ ×◯×
八回戦 赤緑ランプ ◯◯
九回戦 白黒エルドラージ ◯◯
7-2。
Day 2
十回戦 白単人間 ◯×◯
十一回戦 白黒コントロール ×◯◯
十二回戦 グリクシスコントロール ×◯×
十三回戦 白黒エルドラージ ◯××
十四回戦 黒緑ハスク GL◯◯
十五回戦 バントカンパニー ×◯×
3-3。
10-5でノーマネーフィニッシュ。
1日目は青赤エルドラージと青緑ランプという完全にノーマークなデッキにぶん回られて負け。
2日目はコントロール相手に飛躍で勝とうとしたらカリタスでプランが崩壊し、除去が間に合わなくて負ける試合が多発。
最後は心が折れた状態で有利なはずのバントカンパニーにミスしまくって負け。
結局あれだけ入念に対策したミラーは一回も当たらずそんなこともあるのかとも思ったけど仕方なし。
そんなこんなで今回はいつもより強いデッキで出れたと思ったけど結果はいつも通り変わらず終わり。
ちなみにZen Takahashiくんは直前でナヤドラゴンランプとかいう怪しいデッキに乗り換えて5-4しょにぽんしてました。
GP終わって終電で長野に帰り平日は疲れ切っていたので全くMOをやらず、脳内でちょっといじった緑白トークンで先週末ははま屋のPPTQとMOPTQに出ました。
結果は、
PPTQはま屋
参加人数: 25人
使用デッキ: 緑白トークン
一回戦 赤緑ランプ ××
二回戦 赤単吸血鬼 ◯◯
三回戦 白黒コントロール ◯◯
四回戦 赤黒ドラゴン ◯◯
五回戦 トス
4-1。
1位通過。
QF 緑黒コントロール ◯◯
SF 緑白トークン ◯◯
F スゥルタイコン ××
3没。
MOPTQ 5/15
参加人数: 97人
使用デッキ: 緑白トークン
一回戦 グリクシスコントロール ◯×◯
二回戦 4Cカンパニー ◯◯
三回戦 白単エルドラージ ◯××
四回戦 緑黒ランプ ×◯◯
五回戦 エスパードラゴン ××
六回戦 白黒コントロール ×◯◯
七回戦 白単人間 ◯◯
5-2。
磁場がいいはずのはま屋でも勝てず、MOPTQはいつも通り特に上振れず負け。
そんなこんなでPTシドニーチャンスも無くなりました。
GP台北は休みが取れなくて行けないので、しばらく大きなスタンダードのイベントもなくモチベは底辺ですが、これからもダラダラとMOは続けていきます。
それでは。
終わり。
前編を飛ばして後編に来た人のために書くと、PTがあった週末に、前にツイッターで絡んだことのあるZen Takahashiくんから一緒に緑白トークンを調整しようというお誘いがきました。
PT翌日から意見交換を始めましたが、お互い平日は忙しく、なかなか試すことができずとりあえず机上論を積み重ねました。
PT王者デッキらしくこれといって不利なマッチアップは存在せず、話の焦点は主にミラーの海をどう乗り切るかという点に。
とりあえず真っ先に思いついたのが、ラムホルトの平和主義者のメイン採用。同系では森の代言者やギデオンのトークンより大きい3/3というサイズでPWを守り、ドロコマと組み合わされば後手でPWを倒しにいけます。また白単人間やバントカンパニー、ランプにも強いという万能っぷり。
次に思いついたのがグリフの加護。ラムホルトの平和主義者との組み合わせが素晴らしく、ミラーは飛行ゲーになるため優秀に思えました。
あとは石の宣告をメインに増やした方がいいよねとか他のマッチアップの有利不利やサイドボードについて話し合って週末に。
Zen Takahashiくんが週末は友人とがっつりミラーマッチを中心に調整してくると言っていたので、MOをしながら楽しみに待っていました。
ラムホルトとグリフの加護をたくさんメインに入れた形でMOPTQPを5-0し、手応えを感じていたところでZen Takahashiくんから予想外の報告が。
調整の結果、緑白トークンのミラーマッチはほとんどの場合ロングゲームになり、最終的に地上はハンガーバックやトークンで全て止まるのでラムホルトは強くないとのこと。
グリフの加護もドロコマやアヴァシンを構えられると上手く機能しないのであまりいいカードではないとのことでした。
これらに対してミラーマッチで最強のカードはアヴァシンで、アヴァシンを正しくプレイすれば勝つという結論でした。
緑白トークンのミラーマッチは序盤の攻防が重要だと考えていたし、アヴァシンを引く確率は五分五分で、基本的に自分の感覚を信じているので半信半疑でしたが、なんとZen Takahashiくんと一緒に調整した友人が、プラチナプロだらけのMOCSプレイオフで2没した、前回のMOCSプレイオフ優勝者のtwopだったということが判明。
とりあえず各デッキに対するサイドプランを聞いてみると、ミラーマッチのサイドプランが目から鱗でした。
メインからハンガーバックとアヴァシン以外のクリーチャーを全て抜き、サイドから進化の飛躍と除去を増やして、進化の飛躍でハンガーバックとアヴァシンだけを探し続けて勝つというプランで、これなら圧倒的に自分だけアヴァシンにたどり着く確率が高く、確実に有利がつきそうでした。
MOCSで使ってたリストにはスレイベンの検査官が採用されていましたが、役割が特になくサイドアウトされることも多いカードだったので不採用とし、メインから追加の進化の飛躍、荒野の確保を採用しとそれらに伴いフラッドに強くなったので26枚目の土地を採用しました。
GPではコントロールとミラーが多いと思っていたのでこの変更は上手くいくと思いました。
また、メインからクリーチャーを減らしたので、後手番で弱いドロモカの命令をなくし、除去は石の宣告と停滞の罠に絞ることに。
ゴールデンウィークは横浜に帰っていたので、PWC主催のPPTQに2回出ました。
結果は、
PPTQ新宿 5/3
参加人数: 200人
Round 1 Goggle Ramp 2-0
Round 2 Bant Company 2-0
Round 3 Bant Company 1-1-1
Round 4 GB Husk 2-0
Round 5 Ulamog Ramp 0-2
Round 6 Esper Dragon 2-0
Round 7 GW Tokens 2-0
Round 8 Abzan Midrange 0-2
5-2-1。
PPTQ新宿 5/5
参加人数: 226人
Round 1 Sultai Midrange 1-2
Round 2 Mono Red Eldrazi 2-0
Round 3 Esper Dragon 1-1-1
Round 4 Naya Midrange 2-0
Round 5 Bant Company 2-1
Round 6 GW Tokens 2-0
Round 7 BW Eldrazi 2-1
Round 8 RG Ramp 2-1
6-1-1。
で良くもなく悪くもなく。
この時点で2回森の代言者、不屈の追跡者、カリタスと攻め立ててくる除去コンに負けて一抹の不安がよぎる。
そうして完成したのがGPでも使った以下のリスト。
森の代言者 4
搭載歩行機械 4
大天使アヴァシン 4
森の代弁者、ニッサ 4
ゼンディカーの同盟者、ギデオン 4
ニッサの誓い 4
進化の飛躍 2
荒野の確保 3
石の宣告 2
停滞の罠 3
森 7
平地 7
進化する未開地 1
梢の眺望 4
要塞化した村 4
ウェストヴェイルの修道院 3
石の宣告 1
天使の粛清 1
隔離の場 1
進化の飛躍 1
龍王ドロモカ 1
棲み家の防御者 2
ラムホルトの平和主義者 2
狩猟の統率者、スーラク 2
悲劇的な傲慢 2
次元の激高 2
メインを遅い構築にしたので白単人間が従来の構築より厳しく、流行り始めていた4Cカンパニーが厳しかったため、サイドは次元の激高を含めたラス4枚体制に。直前のPPTQで負けた殴ってくる除去コンにもラスを入れるプランを取ろうと決めてGP本番へ。
結果は、
GP東京
参加人数: 3335人
使用デッキ: 緑白トークン
Day 1
一回戦 Bye
二回戦 Bye
三回戦 マルドゥミッドレンジ ◯◯
四回戦 赤緑ランプ ◯◯
五回戦 青赤エルドラージ ×◯×
六回戦 ティムールエルドラージカンパニー ◯◯
七回戦 青緑ランプ ×◯×
八回戦 赤緑ランプ ◯◯
九回戦 白黒エルドラージ ◯◯
7-2。
Day 2
十回戦 白単人間 ◯×◯
十一回戦 白黒コントロール ×◯◯
十二回戦 グリクシスコントロール ×◯×
十三回戦 白黒エルドラージ ◯××
十四回戦 黒緑ハスク GL◯◯
十五回戦 バントカンパニー ×◯×
3-3。
10-5でノーマネーフィニッシュ。
1日目は青赤エルドラージと青緑ランプという完全にノーマークなデッキにぶん回られて負け。
2日目はコントロール相手に飛躍で勝とうとしたらカリタスでプランが崩壊し、除去が間に合わなくて負ける試合が多発。
最後は心が折れた状態で有利なはずのバントカンパニーにミスしまくって負け。
結局あれだけ入念に対策したミラーは一回も当たらずそんなこともあるのかとも思ったけど仕方なし。
そんなこんなで今回はいつもより強いデッキで出れたと思ったけど結果はいつも通り変わらず終わり。
ちなみにZen Takahashiくんは直前でナヤドラゴンランプとかいう怪しいデッキに乗り換えて5-4しょにぽんしてました。
GP終わって終電で長野に帰り平日は疲れ切っていたので全くMOをやらず、脳内でちょっといじった緑白トークンで先週末ははま屋のPPTQとMOPTQに出ました。
結果は、
PPTQはま屋
参加人数: 25人
使用デッキ: 緑白トークン
一回戦 赤緑ランプ ××
二回戦 赤単吸血鬼 ◯◯
三回戦 白黒コントロール ◯◯
四回戦 赤黒ドラゴン ◯◯
五回戦 トス
4-1。
1位通過。
QF 緑黒コントロール ◯◯
SF 緑白トークン ◯◯
F スゥルタイコン ××
3没。
MOPTQ 5/15
参加人数: 97人
使用デッキ: 緑白トークン
一回戦 グリクシスコントロール ◯×◯
二回戦 4Cカンパニー ◯◯
三回戦 白単エルドラージ ◯××
四回戦 緑黒ランプ ×◯◯
五回戦 エスパードラゴン ××
六回戦 白黒コントロール ×◯◯
七回戦 白単人間 ◯◯
5-2。
磁場がいいはずのはま屋でも勝てず、MOPTQはいつも通り特に上振れず負け。
そんなこんなでPTシドニーチャンスも無くなりました。
GP台北は休みが取れなくて行けないので、しばらく大きなスタンダードのイベントもなくモチベは底辺ですが、これからもダラダラとMOは続けていきます。
それでは。
終わり。
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