ドラグニティ解説 3
2012年8月23日 TCG全般 コメント (8)前回までの解説を踏まえて、どうしてこのようなリストとなったのかを解説していきます。
一応リストをもう一回はっておきます。
モンスター×16
BFー精鋭のゼピュロス×3
カードカー・D×3
ドラグ二ティードゥクス×3
ドラグ二ティーファランクス×3
ドラグニティアームズーミスティル×3
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
魔法×16
大嵐
強欲で謙虚な壺×2
サイクロン×3
死者蘇生
月の書
ナイト・ショット×2
テラ・フォーミング×3
竜の渓谷×3
罠×8
神の警告×2
神の宣告
強制脱出装置×3
奈落の落とし穴×2
サイド
モンスター×6
D・Dクロウ×2
異次元の女戦士×3
コアキメイル・ドラゴ
魔法×1
ブラック・ホール
罠×8
砂塵の大竜巻×3
聖なるバリア-ミラーフォース-×2
転生の予言
マインドクラッシュ×2
エクストラ
ドラグ二ティナイトーヴァジュランダ×3
ドラグ二ティナイトーガジャルグ
ギガンテック・ファイター
クリムゾン・ブレーダー
スクラップ・ドラゴン×2
スターダスト・ドラゴン×2
メンタルスフィア・デーモン
トライデント・ドラギオン
交響魔人マエストローク
聖刻龍王ーアトゥムス
迅雷の騎士ガイアドラグーン
1. メインデッキ
≪BFー精鋭のゼピュロス≫3積み
効果の性質上、2枚目以降が必然的に無意味になるという理由で採用枚数を抑えているリストもありますが、断然3積みを推します。
理由は、ファランクス3枚とゼピュロス1枚だけでは、初手に渓谷があっても捨てたいカードがなく、先攻なのに動けないということが多かったからです。
また、2枚目以降もガジャルグの効果や渓谷のコストにできるので、ゼピュロスの枚数を減らすことはこれからもないでしょう。
≪カードカー・D≫
このデッキは渓谷が引けなければ負けです。しかし、渓谷の初手率は6割程度しかなく、渓谷を引けないことはドラグの主な負け筋の一つです。
それを解消してくれるカードカー・Dはこのデッキで貴重な存在です。また、渓谷があっても相手のバックが厚くて渓谷が通らなそうな時に、伏せ除去を持ってくる役割もあります。
同時に、積極的に罠やヴェーラーを誘うことができ、効果が通っても通らなくても、後続のドゥクスや渓谷を通しやすくしてくれます。
≪ドラグニティーレギオン≫の不採用
レギオンはそもそも渓谷がなければ機能しないカードで、デッキの事故率をさらにあげています。
さらに、レギオンの効果発動には相手に表側表示のモンスターが必要であり、アドバンテージを得るためには、アキュリスを落とさなければならないなど、使い勝手が悪いです。
なにより、大量展開によって早期決着を目指すデッキコンセプトにもあっていないため、レギオンは採用しないことにしました。
≪大嵐≫≪サイクロン≫≪ナイト・ショット≫
このデッキは先攻では非常に強い動きをしますが、後攻で相手にバックが1枚でもあると、動きが途端に鈍ります。
そのため、後攻時に動きやすくするためにこれらの伏せ除去を多く採用しています。
また、サイクロンやナイトショットのような1:1交換のカードはカードカー・Dとも相性がいいです。
≪強欲で謙虚な壺≫
渓谷をもってこれるカードは多いほうがいいです。
渓谷をすでに引いているときは渓谷のコストにできるところもドラグニティの強みです。
≪強制脱出装置≫3積み
先出しされたナイトメア、オピオン、ナチュビ、ライオウといった致命的なカードを処理することができます。また、意図していなかったのですが、当日は、連鎖除外を避けるという役割も見せました。
さらに、相手フィールドをこじ開けて1killに向かうこともできるなど、攻防一体の優秀なカードです。
2. サイドデッキ
≪D・Dクロウ≫≪転生の予言≫
ラヴァル、インフェルニティ、ライトロード、HEROを意識して採用しました。
唯一当たったHEROでは引かなかったのですが、サイドに用意しておくべきカードだと思います。
≪異次元の女戦士≫
シエン、オピオン、ラギアなどの処理とHERO相手にも入れられる受けの広いカードとして採用しました。
実際引いた場面では、そこそこ活躍しましたが、あくまでそこそこでメタが確定してきたらもっと特化したカードに変えると思います。
≪コアキメイル・ドラゴ≫
ライトロード、聖刻相手にいれます。前に述べたように、トラゴーズを無視した1killに使用するカードで、これらのデッキは防御をトラゴーズに頼っていることが多いので、劇的にささるはずです。
実際にはどっちにも当たってないので使ってません。
≪ブラック・ホール≫
後攻時に、ライオウやオピオンを処理するのに使います。
別に他の何かでもいい枠だと思います。
≪砂塵の大竜巻≫
スキドレ、マクロを積んで来そうな相手にはサイドから3積みします。
そのようなデッキは大抵罠がたくさん入ってるので腐ることはないです。
≪聖なるバリア-ミラーフォース-≫
カラクリや聖刻など横に並べて1killを狙ってくる相手にいれます。
当日はどっちにも当たらなかったのですが、HERO相手に警告と入れ換えてそこそこ活躍しました。
≪マインドクラッシュ≫
ラヴァル、ミラー用に採用しましたが、どっちにも当たらなかったので使ってません。
3. エクストラデッキ
≪ギガンテック・ファイター≫
カラクリのブレイドとの相打ち、カルート準によるBFの復権の可能性を考えて採用しました。
当日はどっちにも当たらなかったのですが、蘇生で奪われたレダメと相打ちして勝利に貢献しました。
≪スクラップ・ドラゴン≫2枚
除去効果をもったシンクロはブリューナクの禁止によりこのカードだけになり、1枚では心もとないので2枚目を採用しました。
当日もつかったので、必要だと思います。
≪メンタルスフィア・デーモン≫
前に述べましたが、2戦目以降、次元幽閉や強制脱出装置などがよくみられるので、それらに対抗できるこのカードは非常に優秀です。
さらに、スタダが苦手とする月の書や聖槍にも耐性があり横にスタダが並べば、ほぼ勝ちです。
≪トライデント・ドラギオン≫
前に述べたように登場の機会はぐっと減りました。
しかし、ミスティルもゼピュロスも引いてない状態で1killするにはこのカードを使うしかなく、実際にこのカードでしか1killできない状況になったので、採用してよかったと思います。
≪交響魔人マエストローク≫
渓谷+ゼピュロスでオピオンを倒せます。
また、渓谷+ゼピュロスパターンのときにドゥクスにヴェーラーを打たれたときに出すことができますが、あまり必要は感じませんでした。
他のカードでも全然構わないと思います。
説明が必要なカードは多分全部説明したと思います。
これで解説は終わりですので、なにか質問があればどうぞ。
一応リストをもう一回はっておきます。
モンスター×16
BFー精鋭のゼピュロス×3
カードカー・D×3
ドラグ二ティードゥクス×3
ドラグ二ティーファランクス×3
ドラグニティアームズーミスティル×3
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
魔法×16
大嵐
強欲で謙虚な壺×2
サイクロン×3
死者蘇生
月の書
ナイト・ショット×2
テラ・フォーミング×3
竜の渓谷×3
罠×8
神の警告×2
神の宣告
強制脱出装置×3
奈落の落とし穴×2
サイド
モンスター×6
D・Dクロウ×2
異次元の女戦士×3
コアキメイル・ドラゴ
魔法×1
ブラック・ホール
罠×8
砂塵の大竜巻×3
聖なるバリア-ミラーフォース-×2
転生の予言
マインドクラッシュ×2
エクストラ
ドラグ二ティナイトーヴァジュランダ×3
ドラグ二ティナイトーガジャルグ
ギガンテック・ファイター
クリムゾン・ブレーダー
スクラップ・ドラゴン×2
スターダスト・ドラゴン×2
メンタルスフィア・デーモン
トライデント・ドラギオン
交響魔人マエストローク
聖刻龍王ーアトゥムス
迅雷の騎士ガイアドラグーン
1. メインデッキ
≪BFー精鋭のゼピュロス≫3積み
効果の性質上、2枚目以降が必然的に無意味になるという理由で採用枚数を抑えているリストもありますが、断然3積みを推します。
理由は、ファランクス3枚とゼピュロス1枚だけでは、初手に渓谷があっても捨てたいカードがなく、先攻なのに動けないということが多かったからです。
また、2枚目以降もガジャルグの効果や渓谷のコストにできるので、ゼピュロスの枚数を減らすことはこれからもないでしょう。
≪カードカー・D≫
このデッキは渓谷が引けなければ負けです。しかし、渓谷の初手率は6割程度しかなく、渓谷を引けないことはドラグの主な負け筋の一つです。
それを解消してくれるカードカー・Dはこのデッキで貴重な存在です。また、渓谷があっても相手のバックが厚くて渓谷が通らなそうな時に、伏せ除去を持ってくる役割もあります。
同時に、積極的に罠やヴェーラーを誘うことができ、効果が通っても通らなくても、後続のドゥクスや渓谷を通しやすくしてくれます。
≪ドラグニティーレギオン≫の不採用
レギオンはそもそも渓谷がなければ機能しないカードで、デッキの事故率をさらにあげています。
さらに、レギオンの効果発動には相手に表側表示のモンスターが必要であり、アドバンテージを得るためには、アキュリスを落とさなければならないなど、使い勝手が悪いです。
なにより、大量展開によって早期決着を目指すデッキコンセプトにもあっていないため、レギオンは採用しないことにしました。
≪大嵐≫≪サイクロン≫≪ナイト・ショット≫
このデッキは先攻では非常に強い動きをしますが、後攻で相手にバックが1枚でもあると、動きが途端に鈍ります。
そのため、後攻時に動きやすくするためにこれらの伏せ除去を多く採用しています。
また、サイクロンやナイトショットのような1:1交換のカードはカードカー・Dとも相性がいいです。
≪強欲で謙虚な壺≫
渓谷をもってこれるカードは多いほうがいいです。
渓谷をすでに引いているときは渓谷のコストにできるところもドラグニティの強みです。
≪強制脱出装置≫3積み
先出しされたナイトメア、オピオン、ナチュビ、ライオウといった致命的なカードを処理することができます。また、意図していなかったのですが、当日は、連鎖除外を避けるという役割も見せました。
さらに、相手フィールドをこじ開けて1killに向かうこともできるなど、攻防一体の優秀なカードです。
2. サイドデッキ
≪D・Dクロウ≫≪転生の予言≫
ラヴァル、インフェルニティ、ライトロード、HEROを意識して採用しました。
唯一当たったHEROでは引かなかったのですが、サイドに用意しておくべきカードだと思います。
≪異次元の女戦士≫
シエン、オピオン、ラギアなどの処理とHERO相手にも入れられる受けの広いカードとして採用しました。
実際引いた場面では、そこそこ活躍しましたが、あくまでそこそこでメタが確定してきたらもっと特化したカードに変えると思います。
≪コアキメイル・ドラゴ≫
ライトロード、聖刻相手にいれます。前に述べたように、トラゴーズを無視した1killに使用するカードで、これらのデッキは防御をトラゴーズに頼っていることが多いので、劇的にささるはずです。
実際にはどっちにも当たってないので使ってません。
≪ブラック・ホール≫
後攻時に、ライオウやオピオンを処理するのに使います。
別に他の何かでもいい枠だと思います。
≪砂塵の大竜巻≫
スキドレ、マクロを積んで来そうな相手にはサイドから3積みします。
そのようなデッキは大抵罠がたくさん入ってるので腐ることはないです。
≪聖なるバリア-ミラーフォース-≫
カラクリや聖刻など横に並べて1killを狙ってくる相手にいれます。
当日はどっちにも当たらなかったのですが、HERO相手に警告と入れ換えてそこそこ活躍しました。
≪マインドクラッシュ≫
ラヴァル、ミラー用に採用しましたが、どっちにも当たらなかったので使ってません。
3. エクストラデッキ
≪ギガンテック・ファイター≫
カラクリのブレイドとの相打ち、カルート準によるBFの復権の可能性を考えて採用しました。
当日はどっちにも当たらなかったのですが、蘇生で奪われたレダメと相打ちして勝利に貢献しました。
≪スクラップ・ドラゴン≫2枚
除去効果をもったシンクロはブリューナクの禁止によりこのカードだけになり、1枚では心もとないので2枚目を採用しました。
当日もつかったので、必要だと思います。
≪メンタルスフィア・デーモン≫
前に述べましたが、2戦目以降、次元幽閉や強制脱出装置などがよくみられるので、それらに対抗できるこのカードは非常に優秀です。
さらに、スタダが苦手とする月の書や聖槍にも耐性があり横にスタダが並べば、ほぼ勝ちです。
≪トライデント・ドラギオン≫
前に述べたように登場の機会はぐっと減りました。
しかし、ミスティルもゼピュロスも引いてない状態で1killするにはこのカードを使うしかなく、実際にこのカードでしか1killできない状況になったので、採用してよかったと思います。
≪交響魔人マエストローク≫
渓谷+ゼピュロスでオピオンを倒せます。
また、渓谷+ゼピュロスパターンのときにドゥクスにヴェーラーを打たれたときに出すことができますが、あまり必要は感じませんでした。
他のカードでも全然構わないと思います。
説明が必要なカードは多分全部説明したと思います。
これで解説は終わりですので、なにか質問があればどうぞ。
コメント
門で渓谷割られる、グラファを打点で超えにくい、スキドレ積める
特にグラファをどう対処すればいいのでしょうか?
サイドの暗闇ミラーや女戦士でなんとかする感じですか?
プレイング面では、スタダは立てずにクリブレを優先して立てていけば、グラファやシンクロ、開闢を封じることができます。
また、できればですがハンデスを封じるためになるべく手札は全部伏せたほうがいいです。
サイドからは、砂塵や幽閉を積むのが有効だと思います。
少しずつ大会にも出てきているマーメイルに対しての対策は必要だと思いますか?
また、その対策としてソウルドレインを採用しようとしているのですが意見を頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
ありがとうございます
マーメイルの対策は必要だと思います
しかし、ソウルドレインはスタダと相性が悪く、二戦目以降、砂塵なども投入されることから守りきるのは難しいので、ソウルドレインほど効果的ではないですが、マイクラやすっぱ抜きなどをサイドインするといいと思います
また、プレイング面では常にメガロアビスより高い打点をもったモンスターを維持することと、相手より速く1killすることが有効だと思います
自分もドラグを使っていて、キルパターンが増えたたと思ったのですか…
確かにキルパターンは増えますが、今回はミスティルだけでキルは十分だと判断し、ガルーダは事故要因となるため採用しませんでした。
確かに、手札で嵩張ることが多かったので、参考になりました。
ありがとうございます!
返信遅くなってすいません。
やはり、スタダと相性が悪いのが一番ダメな点ですよね、プレイングについても解説していただきとてもわかりやすかったですありがとうございました!!