ドラグニティの弱みについて今回は書きます。

周知の事実ですが、ドラグニティにはあらゆるメタカードが刺さります。しかし、なかにはそんなに辛くないものもあります。
どのくらい辛いかをカードごとに★1〜5つで表してみました。

1. モンスター編

≪ライオウ≫
★★★
テラフォ渓谷強謙が止まります。
先出しされると召喚反応罠も効かないので対処の方法が非常に限られます。
環境によっては、メインにはいってくるデッキもあるので構築の時点で対策が必要です。
ただしこちらがスタダなど高打点のモンスターをだした後では意味がなく、ファランクスが墓地にいればドゥクスで相打てるので★3つ。

≪エフェクト・ヴェーラー≫
★★
止める手段がほぼないことが強みで前環境ではメインから3積みされていた汎用性の高いカード。
しかし、汎用性の高さゆえに効果はそこまで致命的でなく、相手に渓谷を破壊するカードがなければ相手のアド損で終わることも多いです。
また、ミスティルや蘇生というケア方法もあるのでそんなに辛いカードではありません。

≪D・Dクロウ≫
★★★★
エフェクト・ヴェーラーと違ってファランクスが墓地からいなくなります。
当然ながらこの違いは大きくて、次のターンでファランクスを落とし直さなければいけないので、実質2ターン稼がれることになります。
また、ミスティルや蘇生でケアできないのも非常に辛いです。

≪増殖するG≫
★★★
大抵最初のファランクスにチェーンして打たれます。
アド損しないためにここで必ず展開を止めますが、ヴェーラーと同じように被害は大きくありません。
しかし、ミスティルや蘇生によるケアは許さないので★3つ。

≪冥府の死者ゴーズ≫

ドラギオンにあわされるとき以外は全然辛くありません。
前回説明したようにドラギオンの使用頻度は減っているので、ドラグ相手にゴーズをサイドインするのは賢くありません。

≪インヴェルズ・ローチ≫

たまーに出してくる人がいますが、ほとんど辛くありません。
ローチが出てくるのはだいたいバックが薄い時なので、すぐにドゥクスと相打ちしたり、ゼピュロスが絡むと相打ちしたうえで、スタダまで繋がります。
とにかく出されて辛かったことがありません。

≪ヴェルズ・ナイトメア≫
★★★★★
虫がいなくなって見る機会も減ると思いますが、とても辛いです。
一度場にでたら、ほぼ除去できません。
虫のように高速で先出ししてくるデッキには出された段階で負けです。
ヴェルズ・ナイトメアを高速で出せるデッキが環境にいたら、それだけでドラグは淘汰されるでしょう。

≪ナチュル・ビースト≫
★★★★★
魔法の比率が高いこのデッキでは非常に辛いカード。
罠で先出しのこのカードを処理できるカードを用意しとくべき。
このカードを出せるデッキは限定されてるのが救い。

≪真六武衆ーシエン≫
★★★★★
だいたい高速で出てくるので、一度出てしまうとほぼ負け。
サイドから対策必須。

2. 魔法・罠編

≪サイクロン≫≪砂塵の大竜巻≫
★★★★
渓谷にチェーンされると一方的にアド損します。
ドラグは常にこれらのカードを意識してプレイする必要があります。
しかし、これらのカードはこちらが先にスタダを出せた場合効果が薄くなります。
ドラグで先攻スタダを出すことが非常に重要なのは、90%このカードが原因です。

≪連鎖除外≫
★★★★
ファランクスに打たれたら、ほぼ負けという致命的な罠です。
しかし、召喚反応罠なので除去しやすく、聖槍など後出しでも回避できます。

≪次元の裂け目≫≪マクロコスモス≫
★★★★★
はられて割れなかったら負けです。
墓地利用デッキの宿敵であるものの、これらのカードを採用できるデッキは結構限られてることが救いか。

≪スキルドレイン≫
★★★★★
はられて割れなかったら負けです。
これは次元よりデッキを選ぶのが救い。
これらのカードを割りやすくしたサイクロン3枚環境は実はドラグにとって追い風だったりします。

≪マインドクラッシュ≫
★★★
ドラグ相手にはうつタイミングが非常に多く1:1以上が簡単に狙えます。
しかし、これ1枚で負けるようなカードではないので★3つ。

≪昇天の黒角笛≫
★★
ドラグ相手ではカラクリや六武のようにアドが取れるわけではないので、警告が1枚増える程度の変化でしかないです。

≪次元幽閉≫

ドラグと聞くとやはりまだスタダビートの印象が強いのか、よくサイドインされるカード。
これはプレイングの問題なんですが、ドラグによっぽど慣れてない人でない限り、サイド後に幽閉が入りそうなデッキに対してスタダ単騎で殴るような愚行はしません。
それどころかスタダのみを意識してミラーフォース抜いて幽閉入れるみたいなことすると、メンタルスフィア・デーモン1枚で詰ませられます。
サイド後の幽閉はほとんど意味がないと思ったほうがいいです。
逆にメインの幽閉はほぼ無警戒なので、そこそこ刺さります。

≪異次元の隙間≫≪転生の予言≫
★★★★
クロウと同じ理由で同じぐらい辛いです。
クロウと違って先攻1ターン目でうたれませんが、2枚までファランクスを処理できるので、どっちも★4つ。


このように、一般的にドラグに有効だと思われてるカードも実際そうでないこともあります。特に★1〜3のカードをサイドにいれてドラグは対策したとか思ってるとカモられるので注意してください。


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